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お菓子と城と★大和郡山~奈良の旅

2022-12-16 | 旅行
先週、出かけた、奈良の旅。

お土産のひとつが
「御城之口餅(おしろのくちもち)」 。

奈良で1番の老舗という
本家菊屋さんのお菓子です。



ミュージシャンで、大のお城好きな
大和郡山城の放送で召し上がっていて・・・

良いなぁ、おいしそうだなぁと♥




残念ながら、お店には行けなかったのですが、
近鉄奈良駅のお土産店で、
限定品として7,8個出ていたのをゲット!

あっと言う間に売り切れていましたw



本家・菊屋さんは、豊臣秀長公に連れられ、
天正13(1585)年に、 大和郡山へ移ったとか。

秀長公は、「天下人」豊臣秀吉の弟。
大変有能で、人柄もすばらしく、
兄からの信頼も篤かったそうです。

このお菓子は、
兄を招く茶会で、秀長が菊屋さんに相談し、
作られました。

秀吉公は、大変気に入り、
「鶯餅」と名付けたとか・・・

今、全国で売られている「うぐいす餅」の
先駆けだったとの説も・・・


本家菊屋さんのHPよりお借りしました)


「御城之口餅」と名前は変わりましたが・・・

粒あんを餅でくるみ、きなこをまぶした、
一口サイズの上品なお菓子。

おいしくいただきました♥





さて、豊臣秀長公の居城、
大和郡山城。
「続日本100名城」のひとつです。

今でこそ、
かつての城内を
近鉄の電車が通っていますが・・・w



深く堀を刻み、
天守台も備えた立派な城です。

はるか向こうには東大寺なども眺められ
眺望が素晴らしい・・・




ということは、
高い建物のなかった豊臣の時代、
この城は、ものすごく睨みをきかせていたことでしょう。

ちなみに、石垣などには、
平城京やら寺社やらの石を運んできて、
使っているそうです(転用石)

さすが、秀長公は
豊臣政権を支えた、縁の下の力持ち。
しっかりしていますw


(やや右奥に東大寺・大仏殿、手前の塔は斑鳩?などが見えます)


そんな秀長公が、
兄・秀吉をもてなそうと、
茶会の菓子を本家菊屋さんに相談し・・・

兄も大喜びした・・・

「天下人」兄弟の
ほほえましいエピソード付の
お菓子です♥

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皆さま、
最後まで、おつきあいいただき、
どうもありがとうございました。

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