
グリーグと「日なたが丘の少女」。
ノルウェーの音楽家と
ノルウェーの小説。
どちらも、ノルウェー。
ついでに、本日の画像もノルウェーにて
撮影したものです。

そもそもは、アリス沙羅オットに影響され
グリーグのピアノ曲「抒情小曲集」に
挑戦したのが始まりでした。

グリーグは民族舞踊に惹かれ、
その音楽を取り入れていたそうで・・・
素朴なのに、ダイナミックが印象的です。

弾いていて・・・
思い出したのが「日なたが丘の少女」。
小学生の頃、毎月届けてもらっていた
名作全集にあって・・・
夢中になって読みました。
村の乱暴者とされるトルビョルンと
「日なたが丘の少女」美しいシンネーベの
恋物語ですから・・・
思春期の小学生・女子は、
キュンキュンでした♥
先日、あまりに気になるので、
図書館で借りて読んでみました。

「原作者 ビョルソン 著者 立原えりか」
と書かれた、『日向が丘の少女』(集英社)
1976年版。
う~ん・・・
大筋は、こんな話だったけれど、
なんか違う・・・
なにせ、主人公がトールベルンだもん。
わたしが読んだのは、トルビョルンだったよね。
立原えりかさんは
ノルウェー語の原著ではなく
英語版からリライトなさったのでは・・・?
ちょっと、がっかり( ̄0 ̄)
一般書を、探してみなくては・・・

「日なたが丘の少女」の
作者ビョルンスティエルネ・ビョルンソン は
1903(明治36)年にノーベル文学賞を受賞しています。
なんと、グリーグとも親しく、
グリーグは、ビョルソンの作品から
合唱やオペラも手がけたのだとか・・・
つまり・・・
グリーグを弾いていて、
「日なたが丘の少女」がイメージされたのは
やっぱり、何か通じるものがあるってこと!?

とはいえ・・・
わたしのピアノは
新しい先生になってからダメだし続きで、
凹みまくっています・・・
皆さま、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
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画像は2019年1月ノルウェーで撮影。
北極圏へオーロラ・クルーズに出かけた、
フッティルーテンの旅です。
ここだけは、もう一度出かけたい・・・
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