Ardumotoは、Arduino用モータードライバーシールドで、モーター2個を独立して制御できモーター1個当たり2Aまで電流を流すことができるようです。
モーターによる逆起電力から保護するための回路も搭載されております。
AモーターはArduinoのデジタル12番で回転方向、デジタル3番でPWM出力を変化させることにより回転速度を制御することができます。
Bモーターはデジタル13番で回転方向、デジタル11番で回転速度を制御します。
回路図やサンプルコードはスイッチサイエンスのページで見ることができます。新しいバージョンのものも発売されているようです。
(ピンエッダ、ターミナル取り付け済み)
配線図
とりあえずAモーター1個だけつけて回転させてみます。
Aモーター端子にマブチ工作用モーター(FA-130タイプ)を接続
マブチ工作用モーター(FA-130)
使用電圧範囲 1.5V~3V
適正電圧範囲 1.5V
適正電圧・負荷時の消費電流 500mA
ArduinoとArdumotoの電源はお互いの影響を避けるため、別電源としたほうが良いようです。
そのために、Ardumotoの Vin 回路のパターンをカットします。
モーター用電源 単三電池4本 6V
Arduino用電源 006P電池 9V
なお、スケッチを作成したり回路のテストを行うときには、ArduinoはUSB端子からArdumototoは電池以外の電源も使用することができます。
スケッチ
正方向回転、逆方向回転が交互に実施される
//モーターAピン設定
int pwm_a = 3;
int dir_a = 12;
void setup()
{
//ピンモード設定
pinMode(pwm_a, OUTPUT);
pinMode(dir_a, OUTPUT);
}
void loop()
{
digitalWrite(dir_a, LOW); //正方向回転セット
analogWrite(pwm_a, 100); //回転数(100/255 39%セット)
delay(1000);
digitalWrite(dir_a, HIGH); //逆回転セット
delay(1000);
analogWrite(pwm_a, 100);
delay(1000);
}
モーター出力端子波形図
スケッチのanalogWrite(pwm_a,100);の数値を変更することにより、デジタル3番ピンの出力波形が変化しそれにより実行電圧値も変わります。
実行電圧値が変化することによりモーターの回転数が変化します。
analogWrite(pwm_a,50); 実効値電圧 約1V
analogWrite(pwm_a,100);実効値電圧 約2V
analogWrite(pwm_a,100);実効値電圧 約3.9V
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