今はほとんどのツアーが韓国の仁川空港を経由して入国するわけですが、
今回は旅程の都合上、金浦空港を利用することに。
実は金浦空港は学生時代に台湾へ行ったときに、この空港でトランジットしたことがあったんです。
確かもっと大きな空港だと思っていたのですが、今回降りてみて、ずいぶん小さな空港だな、と。
空港とホテルの送迎、ソウルに行く途中の免税店、ソウルから帰る途中の食料品店に寄る、
それだけがついたツアーです。
二時間もしないフライトを終えて、出国手続きもスムーズ。
空港の出口にいるはずの現地スタッフがいません・・・
僕たちは「HAPPY HOLIDAY」というツアーだったのですが、
スタッフが「ベアーツアー」と書かれた札を持っていたせいでした。
市内へ向かう途中に「新羅免税店」に寄ったのですが、
やじは免税品なんて買うつもりは全然なかったのですが、
きたはBBクリームを買う、ということで、あれこれ迷っていて、
結局滞在予定の一時間があっという間に。
今回泊まったホテルは地下鉄明洞駅のすぐ近くの「SEJONG HOTEL」です。
部屋は禁煙ルームが取れて、そこそこ広い部屋でした。
荷物を置いて早速明洞の街へ。
とりあえず日本円をウォンに換金しないと・・・
街中のいたるところに換金所があって、
いろいろ回ったところで一番レートのよかったところで換金。
空港、ホテルや銀行でも換金はできるのですが、ここで換金するのが一番お得なようでした。
10000円=133000ウォンでした。
ってことは、1ウォン≒0.75円ですね。
とりあえず10000円を換金して、行動開始です。
街のあちらこちらに日本語で書かれた無料の地図、クーポンが置かれているのでそれをゲットして街に繰り出します。
街を歩くと30cmはあろうかというソフトクリームが目に付いたので、それを買ってみたり、
顔の半分ほどもあろうかという大きなシュークリームが目に付いたので、それを買ってみたり。
明洞は夜になると屋台があちこちに並ぶらしいのですが、夕方近くになるとあちこちから屋台が出てきます。
ずいぶん歩いて疲れたところで、一休み。
結構ソウルにはあちこちに噴水があって、心が和みます。
一旦部屋に戻って、夜になるのを見計らってまた街に出ました。
服を売る屋台、食べ物を売る屋台、そして街には多くの眼鏡屋があって、
「お兄さん、めがね安いヨ。10分でできるヨ。」と、盛んに声がかかります。
食事を売る屋台は「ノジョム」と呼ばれ、
トッポッキ(棒状のお餅をコチュジャンと砂糖で煮たもの)や、ティギン(サツマイモや餃子なんかのてんぷら)、
おでん、キンパッ(海苔巻)なんかが売られています。
韓国のほとんどの店ではハングルでしかメニューが書かれていないので、
店で食べようとすると、日本語メニューのある店(ボッタクられそう)か、
隣で食べている人の料理を指差すか、屋台で欲しいものを指差すかしかありません。
屋台では値段が書かれていないことがほとんどなので、ちょっとドキドキしますね。
あちこち見た挙句、結局とりあえず焼肉?ということで、焼肉を。
「韓牛村」という地図に広告が載っていた店へ。
何を飲もうかと迷ったあげく、「マッコルリ」でしょ?
で、でてきてびっくり!大きなどんぶりみたいなところにナミナミと注がれて、
それを飲むようです。
見た目は粕汁のようで、ほんのりと甘くて、アルコール度数は少なさそう。
隣のテーブルの人は「チャミスル」っていう焼酎を飲んでいました。
次々と小皿にいろんな料理が載せられて運ばれてきました。
炭火の上に金網が乗せられ、店の人が肉を焼いてくれます。
焼けてきたら、鋏でチョキチョキ。
不思議な感覚です。
食べ方は店の人が教えてくれます。
お代わり自由のサンチュというレタスのような葉っぱに焼けたカルビやロース肉を乗せ、
甘い味噌「サムジャン」を乗せ、
ニンニクやキムチ、ナムルなどを載せてクルクルと巻いて、一口で。
一口で食べないと店の人に「ダメダメ」と注意されます。
一緒に味噌汁も運ばれてきたのですが、唐辛子が入っていて辛い!
けっこうおなかいっぱいになったね、などと話していると、
別のなべが運ばれてきました。
春雨が入っていたので「チャプチェ?」ってたずねたら、「プルコギ」らしいです。
味は日本のすき焼きのような味でした。
うわ~もう食えない、と思っていたら、
「サービスするよ」とチヂミが出てきました。
「チヂミ?」とたずねると、ソウルでは「パジョン」っていうらしいです。
釜山では「チヂミ」というそうです。
これだけ食って二人で120000ウォン。ってことは9000円ちょっと。
きたは「高いね」って言っていましたけど、日本だったら焼肉を食べに行ったら10000円では足らないですから、
こんなもんだと思うんですけど。
ちょっと小汚いところだともっと安いのかもしれないですが、
病気のあるやじはあまり不潔っぽいところは・・・
そうそう、たいていの食堂では、水はどうみても何度も使っている1.5リットルのペットボトルに入っているものがテーブルの上に。
韓国の水道水は公式には飲用可なのですが、どうも美味しくないんです。
どの店にも日本でいう「アクアクララ」みたいなものが置かれていて、
水が無くなるとそこからこのペットボトルに水を注いでいました。
腹いっぱいになったので、二人でブラブラホテルへ。
街を歩くためのミネラルウォーターを買って帰りました。
街のあちこちにファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップなどのコンビニがあって便利です。
部屋の窓から外を眺めると、ソウルタワーと丸いお月様。
明日も晴れますように・・・
大きな画像はデジブックにアップロードしました。
30日限定公開です。
近くて遠い国はいかがでしたか?
ウォン安って言っても言われたままに使うと割高につくんですね。やっぱりハングル知ってないと。
BBクリームなら明洞にいくつか店があるので、そちらでもよかったんじゃないでしょうか。商品を買うとオマケにいろいろくれました。
安いのか高いのかよくわかりませんね。
屋台で串一本買って1000ウォンでしたし、ほかのものも日本より少し安い程度かな?と思いました。
毎日あっちへいったりこっちへいったり、
疲れました。
台湾に行ったときは、漢字表記だったのでなんとかなりましたし、結構英語も日本語も通じたのでなんとかなったんですが、
韓国は手ごわかったです。
実は釜山や慶州にも行ってみたいので、
韓国語も勉強してみようかと思っています。
そうですね。僕も免税品にはあまり興味がなくって。
今回の目的は食べ物と古い建物を観ることでした。
大学時代に韓国旅行を計画した時はかなり物価も安かったのですが、やはりオリンピックを機に物価が上がったようですね。