涙と笑いのHIV奮闘記Ⅳ

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れと下肢の筋力の衰えとも戦っています。

夏休み文楽特別公演:リベンジ

2023-08-13 21:35:26 | 文楽

先日訪れた時には出演者の体調不良が何例か出ていたので休演になっていた夏休み文楽特別公演。

そんなことがあるなんて今まで経験が無かったので劇場に着いてから初めて中止を知ったのですが、
今回は事前に電話で確認して出かけてきました。

文楽劇場友の会の会報。
表紙の写真は夏祭浪花鑑の団七九郎兵衛です。

 

今回の公演のちらし三種類。

第一部は親子劇場。
「かみなり太鼓」と「西遊記」

第二部は「名作劇場」
「妹背山婦女庭」
通し狂言ということですが今回は四段目。
そのほかの段は前回の四月公演で出ています。

第三部はサマーレイトショー
演目は「夏祭浪花鑑」

 

さて近鉄電車で日本橋へ。
そこから徒歩数分で劇場に着きます。

文楽の公演会場と違う小ホールでは素浄瑠璃の「色彩間苅豆」が行われているようです。
清元「かさね」初演200年記念の公演らしいです。

劇場内正面にある今日の公演の芝居絵。

1階にある売店でプログラムを購入。
表紙の布の柄は妹背山婦女庭訓のお三輪の衣装です。

2階に上がるとそこが文楽公演の劇場入り口横にスタンプが二つ置かれています。

その隣には夏祭浪花鏡の長町裏の段の団七九郎兵衛の絵画。

劇場内、宙乗りに使われると思われるワイヤーが上方に。
一部の西遊記とかみなり太鼓で使われたようですね。

二部と三部の幕間に、二階のロビーにある「文楽茶屋」で「文楽弁当」を買ってロビーで食事。

二部と三部の間は三部のチケットを持っていればロビーでいることができます。
チケットの確認に職員さんが回ってきます。

二階ロビーには「妹背山婦女庭訓」に関する展示があります。

お三輪は酒屋の娘なので酒樽と杉玉。

お美和の人形。

 

今後の公演は今週末の「文楽素浄瑠璃の会」
聴きに来たいけど開演が土曜の午後1時。まにあわないよなぁ。

そして次の文楽公演の案内が出ていました。

一部に「双蝶々曲輪日記」。
昭和最後の京都南座で初めて歌舞伎を観た時に出ていた演目。
故坂田藤十郎(当時中村扇雀)、故中村富十郎、故澤村宗十郎、故上村吉弥さんが出ていました。
全てお亡くなりになりましたね。
その時は相撲場と引窓。

三部の「冥途の飛脚」。近松門左衛門作なのですが、歌舞伎ではその改作「恋飛脚大和往来」がよく出ますね。

さて、これから帰ろう。
明後日から仕事だ。

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文楽劇場二階が大ホールです。

2023-01-12 11:00:00 | 文楽

劇場二階に上がるとそこには阿古屋の人形。

二階の売店でプログラムを購入。

劇場に入ります。

正面には東大寺別当の揮毫「卯」とにらみ鯛。

今日は劇場の後ろにYTVのカメラが入っていました。

義太夫が語る「出語り床」の上方に注連縄。

さて幕開き三番叟が始まりました。
ここから撮影は禁止となります。

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令和5年初春文楽公演

2023-01-12 10:45:27 | 文楽

今回の演目:

第1部 
良弁僧正千二百五十年御遠忌
良弁杉由来
 志賀の里の段 
 桜の宮物狂いの段
 東大寺の段
 二月堂の段

第2部
義経千本桜
 椎の木の段
 小金吾討死の段
 すしやの段

第3部
傾城恋飛脚
 新口村の段

壇浦兜軍記
 阿古屋琴責の段

檀浦兜軍記を除けば、すべての演目の舞台は奈良ですね。

大劇場内の様子。

正面には「卯」の揮毫とにらみ鯛。

 

開演までまだ間があるので1階の企画展示室の催し物を。

 

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朝から国立文楽劇場へ

2023-01-12 10:30:32 | 文楽

今日は初春文楽を観に朝から国立文楽劇場へ行ってきました。
現在国立文楽劇場は三部制です。
開演時間は午前11時ですが終演時間は午後8時とちょっと早め。

近鉄電車で大阪日本橋駅まで。

途中平城宮跡を横切ります。

車窓から中門、大極殿と覆い屋。

中門と覆い屋。

日本橋駅を地上に出て劇場に向かう途中に黒門市場。

数分歩くと国立文楽劇場です。

劇場正面。
注連飾りに餅花、芝居絵が見えていますね。

正面の両側の太い柱に広告と門松、餅花。

劇場正面には鏡餅。

黒門市場から届けられる「にらみ鯛」。もちろんレプリカですが。

芝居絵です。

マスクをした大きな人形のかしら。

正面の松門の横の餅花は本物の餅ですが、
劇場内の餅花はプラスチック製ですね。

大劇場は2階。
2階へ上がるエスカレーターの上の天井からの吊り広告。

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2部と3部の間に劇場内をぶらり

2022-11-17 21:15:58 | 文楽

2部と3部の間に劇場内をぶらぶら。

舞台に向かって右に出語り床。

この前に義太夫と三味線が座って語るのですが、
その床を見ると回り舞台のようになっています。(盆といいます)

演奏者が変わる所に来ると、この部分がぐるっと回って、演者が変わります。

以前は座席すべてが一席ずつ開けて座ることになっていたのですが、
今はこの出語り床の前だけ座れなくなっているだけです。

劇場の左右の壁。

何故か花道。
どうも3部の「勧進帳」で引っ込みの時に使うようです。

壺坂観音霊験記は、自分が初めて文楽を観た時の演目の一つです。

勧進帳は文楽で観るのは初めてでしょうか。
本当に弁慶の引き込みに花道が使われていました。

15分の休憩時間に売店で文楽カレンダーを購入。
去年までのと比べるとサイズが小さくなり、紙質もペラペラになっています。

 

講演が終わって部屋にもどります。

大阪難波駅まで歩き、心斎橋筋の551蓬莱本館で夕食にと豚饅・焼売を購入して近鉄電車に乗りました。

 

シリコンスチーマーで蒸して、

付属のからしで頂きました。

 

やっぱりここの豚饅は美味しいですね。

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