生まれて初めてソフトボール観戦に行きました。
会場はサーティーフォー保土谷球場。
保土谷球場と言えば、野球漫画「ドカベン」の神奈川県予選で熱戦が繰り広げられたあの会場!
山田・里中・岩鬼・殿馬の四天王が率いる盟主明訓高校、実力派全国トップクラスの不知火率いる白山高校、雲竜率いる東海高校、剛腕土門率いる横浜学院などが明訓の前に涙を飲んできたあの舞台・・・が、ソフトボールの会場になっています。
コートは両翼95mが67mに狭められ、ファウルゾーンも1周りほど狭い感じ。
ライトスタンドの向こうにはみなとみらいのビルが見えます。
「ドカベン」当時にはなかった景色ですね。
今日の試合は既に東地区で優勝を決めているビックカメラ高崎と、ホームの日立サンディーバ。
一昨年行われた東京オリンピックの金メダルメンバーはビックカメラに7人、日立に1人いましたが、今日のスタメンはビックカメラの市口・内藤の2人のみ。しかし、リザーブにレジェンド上野投手が控えています。
試合は3回表にビックカメラの4番内藤のソロホームランで先制、4回にも満塁からワイルドピッチの間にホームを陥れて追加点。
しかし、日立もその裏に2番からの好打順で3連打し同点に。
しかししかし、ビックカメラは6回表にランナーを貯めて一塁強襲の二塁打が出て勝ち越し。
ここで、ピッチャーはラスボス上野。
途中から投球練習を始めていたのですが、球場が静まった時に上野が放ったボールの「ドパン!」という音が響くこと・・・。
ビックカメラの先発濱村投手や日立の長谷川投手が100㎞/hから最高でも105㎞/hくらいに対し、上野はMax115㎞の豪速球。
ソフトボールは野球と比較して距離が短い分、体感速度5割増しとわれるので、先発の濱村投手の体感157㎞/hに対し、上野投手はなんと172㎞/h!!
その速球を行きなり2番平田が初球ヒットした日立でしたが、その後はあっさり内野ゴロフォースアウトと内野ゴロゲッツーで3・4番を切って取られます。
これはこの後下位打線では厳しいか・・・?
しかし、5番山内から始まった最終回の打順、いきなり左中間に二塁打を放つと、6番ハンナが二塁打で続いて同点に!
しかし、後続続かず二死になると、9番に代打田内。
チームの思いを一身に背負った田内のスイングは上野の速球をとらえて打球はぐんぐん伸びてセンターオーバー!
二塁ランナーが悠々帰って、日立がサヨナラ勝ちを収めました。
沸き立つスタンド。
スタンドにあいさつする選手たち。
これで日立は団子状態の地区2~5位争いから半歩抜け出し、2位に浮上。
地区優勝はビックカメラに決まっているため、残り4試合での2位キープによるプレーオフ出場を目指すことになります。
今日の試合を見たら、プレーオフ決勝でビックカメラを破ることも不可能ではないと思えるのですが・・・。
東京五輪の日本代表があまり出ていなかったのでメンバー落としているのかもしれませんが。
今シーズン、また応援に行くかどうかは不明ですが、とにかく今日は熱い試合を観れてよかったです。
いや~、燃えましたわw。