先日、ドイツ遠征に向かっているサッカー日本代表の選出メンバーについて書きましたが、昨日のJリーグの神戸対G大阪の一戦で日本代表FW大迫がスタメンで復帰を果たしました。
え?このタイミングで・・・?
ACLで敗退したあたりから、「コンディション不良」という明確な理由がないままベンチを外れていましたが、日本代表のドイツ遠征メンバーが発表された直後での復帰。
しかも、0-1でビハインドの後半残り8分での同点PKと続け様の劇的な勝ち越しゴール。
勝ち越しゴールは、トラップで浮かせてしまったボールを逆手に取り、再度トラップしたらDFに詰められる可能性のあった間合いとタイミングを、落ち際を左足ダイレクトで叩いてゴール左隅に見事にコントロール。
流石の得点感覚でした。
今後の調子にももちろんよりますが、これで再度怪我(?)でもしない限りは、森保監督は代表に選んじゃうだろうなと思わせる復帰劇でした。
いや、それにしても今回の復帰のタイミングって、代表発表直後って微妙ですよね。
もちろん、大事な試合にギリギリ間に合っただけかもしれません。
でも、リーグ戦に出て代表のドイツ遠征に向かう浦和の酒井、川崎の谷口などはハードスケジュールを強いられる一方で、大迫は国内で調整に専念できる訳で・・・。
降格権を争う湘南からもFW町野とGK谷の2名が選出されていますしね。
いずれにせよ、これで神戸は前節で自動降格圏を脱出し、今回の勝利で降格争いで勝ち点1差にいたG大阪を上回り13位まで浮上、降格圏脱出に成功しました。
まだ自動降格圏のG大阪との勝ち点差はわずか2で、神戸を1上回る12位の清水含めて勝ち点差3の中に6チームがひしめく大混戦。
残り試合数は、消化試合数が違うので4または5です。
試合数が1つ少ない清水、福岡、G大阪の3チームの中で、順位が一番下のG大阪が窮地に立たされた印象ですが、もちろん残り試合の対戦相手も大きく左右するので、別途その辺をよく見てみたいと思います。