【今日は何の日】
⭕腸内フローラの日(1月26日 記念日)
愛知県名古屋市中区錦に本社を置き、乳酸菌のサプリメントなどを手がけるカゴメ株式会社の大阪支店が制定。
日付は年末年始で食生活が乱れやすい1月と、「フ(2)ロ(6)ーラ」と読む語呂合わせを組み合わせたもの。乳酸菌や食物繊維で腸内フローラを調えることをアピールすることが目的。また、腸で生き抜く力が強い植物性乳酸菌のラブレ菌が1993年(平成5年)に京都の伝統的な漬物「すぐき漬け」から発見されたことを記念したもの。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
◎腸内フローラについて
人の腸内には多種多様な細菌が生息している。これを「腸内細菌」といい、その内訳は実に100種類以上、数にして100兆個以上にも及ぶとも言われている。
なかでも小腸の終わりの回腸から大腸にかけての腸の壁は、腸内細菌が種類ごとにまとまって、びっしり腸内の壁面に生息している。これがお花畑(flora)のように見えることから、「腸内フローラ」または「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と呼ばれている。
腸内細菌の種類や数は食事や生活習慣・人種・年齢などにより異なるため、「腸内フローラ」も人それぞれ違う。そして、「腸内フローラ」のバランスは、体調・食生活・年齢・ストレス・薬(抗生物質など)の服用といった様々な要因によって日々変化している。
腸内細菌は、体に良い働きをする「善玉菌」、体に悪い働きをする「悪玉菌」、どちらにも属さない「日和見菌(ひよりみきん)」の3つに分類される。「腸内フローラ」の理想的な状態とされるのは、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割。このバランスに腸内環境を保つことがとても大切である。
そこで日頃から補っておきたいのが、善玉菌の代表「乳酸菌」である。乳酸菌は腸内で乳酸・酢酸をつくることで、悪玉菌の定着・増殖を防ぎ、おなかの不調を予防する。また、乳酸・酢酸には腸の運動を正常にし、下痢や便秘などを改善する整腸作用がある。
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