アガパンサス物語♪

今日は何とか雨はお休みのようですが明日は又降るらしい

ジメっと感が半端ない

６月生まれの私ですが、こんな時期に生まれたんだぁ・・・と

でも産声を上げた青森には梅雨はないの♪

母に一度聞いた事があるが

私の生まれた年の６月は「冷夏」で驚くほど寒かったんだそうです

だから私は寒がりやなのか？・・ってまったく関係ないですねｗ

 

超久しぶりの電子ピアノのフタを開けて鍵盤を拭いてあげました

　　　　　　　　

出ない音がある　それも頻繫に使う鍵盤だ

うちの巨体のドラちゃんが飛び乗るものだから　そりゃ壊れるよねぇ

まっ♪一つや二つ音が出なくとも何とかなるわ（イヤならないよ）

　　　　　　　　　　

　　　　　お前が壊したんでしょ

　　　　　知らないのニャ

子どもが弾かなくなったからとご縁で頂いた中古のピアノです

ネットは便利です　いろいろ調べた結果

長期間電源offの状態だと電気の通りが悪くなっている可能性があるらしい

そういう時は・・・

電源を長時間ｏｎの状態にしておき電子ピアノ内部に電気を行き渡らせると音が出て来る

事もあるんだとか・・・素直に従いやってみたら　音が出ましたよ

でも音は出たには出たんだけれど音割れが気になります

もぉコレはドラの蹴り圧で壊れたんですね　仕方ないですね

 

ドラちゃんが窓を叩きながら唸り声を上げているその先に・・・居た居た

　　　　　　

ドドを撮るのは久しぶりです

シャー猫だけど　シャーシャー言いながらも触らせてくれるドドちゃんです

朝ご飯の後、たまに帰らずにこうして寛いでいる事もあって

それが気に入らないドラちゃんなのであります　　　　　　帰るのにゃ

 

今日のランチ～

　　　　　　　　　　

新玉ネギを買いすぎて　消費するべく玉ネギスープ

お鍋いっぱい作ったから明日も食べられる

それと・・・　　　　

揚げ出し豆腐も作りました

 

庭の掃除をしなきゃと思いながらも

土は濡れてるし　湿気が半端ないし・・・今日はパス！

そんな日もあるさ（そんな日が多い私ですが）と海外ドラマを観る事にする

 

アガパンサス物語

 

そこそこ昔のお話です

どれくらい前かと言うとパソコンがいろんな会社に導入されたけれど

まだ家庭には馴染みが薄かった頃のお話です

その頃の私は今みたいに腑抜けた暇人オバサンではなく

バリッバリのキャリアウーマンとして働いていた頃で（不動産管理他いろいろ♪）

花好きのご高齢ご夫婦（不動産関係のお客様）と親しくさせて貰っておりました

このご夫婦はご自宅の庭はもちろんの事

所有のアパートやマンションの敷地にもいろんな花を咲かせ

花には水が必要ですよね　

その水遣りの為だけに１時間以上も車を走らせてやって来るのです

そんな花好きなご夫婦がある時

ものすごい恐い形相で私の会社に来られたのです

もうね、頭に来たのよ　アガパンサスを貰ってちょうだい　全部貰って　全部よ！

文章に書いてもそのアガパンサスの量がどれくらいのものか想像出来にくいかと思うので

ちょっと大袈裟に書きますが・・・軽トラックに山盛り一台分ですよ！　ｲﾔもっとか？！

その頃の私は　もちろん植物は大好きでやはり庭作りはしておりました

・・・・が　アガパンサスなんてそんなハイカラな名前の花なんか知らなかった頃で

鼻を膨らませて激高している老夫婦を落ち着かせ事情を聞いたら

このご夫婦は自分の庭　所有のアパート・マンションばかりではなくって

まったく縁もゆかりもない荒れた公園を見つけて

そこの花壇にアガパンサスを植えてお世話をされていたようなのです（スゴイでしょ）

（あの頃で奥様は７０代後半　ご主人様は８０代後半でしたよ）

いつものように公園に出向き　

草むしりをしたり　株分けしたり忙しく働き、最後に公園の蛇口に自前のホースを付けて

水遣り作業をしていたのだそうです

そうしたらどこからともなく声がして・・・

近くの団地の２階から叫び声が！

「公園のーーー水をーーー勝手に使わないでくださーーい」

「でも花に水をやらないと枯れてしまいますよ」

「ですからーーー公園の水はーーーダメなの！　使わないでーーー」

「花が枯れても良いんですか？」

このやり取りが延々と大声を張り上げながら続いたようなんです

 

言い忘れましたが私のお客様のこのご夫婦ですが

怒らせたら大変なおヒトなのです　（ですから私はゼーーッタイに逆らいませんでしたよｗ）

「だからって○○さん　花には罪はないでしょうに　全部抜いて来たんですか？」

「そうよ　全部　全部抜いて来たわ　ねっおとうさん　私が植えたんだから勝手でしょ！」

「・・で団地の奥さんってナニモノなんですか？」

「知らないわよ　ただのイカレたオバサンよ　話しも通じないんだから！」

 

そんなこんなで　どこぞの公園に植えられていたアガパンサス全部を押し付けられ

私は自分の車で確か３回に分けて自宅に運び　

休日のたびに穴を掘り植えておりました（熱海の山中に住んでいた頃のお話です）

どんな花が咲くかもわからず　半分枯れた葉っぱをヒステリックにむしり取り

穴を掘っては突っ込む作業で大事な休日は潰れて行ったのでありました

翌年の夏♪　庭には青い花火が上がりまくり

何しろトラック１台分ですからねｗ

家に続く斜面の階段の両脇がブルーに染まり本当に美しかったのを覚えております

最近、アガパンサスの苗を２株植えたので　ついつい思い出し笑い

 

それにしても　フツー抜くかぁ？！

怒りの矛先がアガパンサスに　イッちゃったんだねぇ　

そのバイタリティー？溢れる行動にはビックリ仰天でしたよ

 

猛暑の頃に涼を呼ぶ青い花姿が美しいアガパンサスです

来年は今暮らしているこの庭でも見られそうで楽しみです