今朝 掃除機を掛けていて
私の大きなお尻がぶつかって・・・
大切にしていた「器」を粉々に壊してしまいました
しばし呆然・・・・・・言葉もでません
昔 鎌倉で働いていた頃(小町通りのブティック)
仲良くして貰っていた4つ年上の彼女が
どうしよう・・・大事にしていた蜘蛛のブローチを落としちゃった
どこで?
彼女は小町通りを行ったり来たり
雑踏の中 自分が歩いた道を何度も何度も探し回っていたけれど
結局見つからず・・・
それでも毎日 下ばかり見て目は探しておりました
落ちてないねぇ
きっと誰かが拾って大事にしてくれているのなら諦めが付くけど
きっとそうだよ!
こんな感じの美しいブローチでした
お洒落な彼女はスカーフト留めに愛用していたの♪
蜘蛛は嫌いだけどあのブローチだけは大好きだったと言っていた
琥珀色のお腹をした本当に美しいブローチでした
記憶というものは不思議ですね
突然 懐かしい彼女が失くした美しいブローチの事を思い出しました
いつまでも一緒と思っていた・・・
いつも目に入り 元気色したガラスの器がキッチンにはあった
そこに居るのが当たり前のようになっていた
洋風のガラス食器に見えるけど
大正初期に作られた日本の器です
私のところにやって来てからも20年が過ぎている
もう会えないなんてすごく寂しい
リビングに居ても 振り向くと必ず目に止まる元気なオレンジ
アナタのカケラを探し回って(画像の整理が雑だから)集めました
思い出は残るから大丈夫♪ 今までありがとう そしてゴメンね
振り向いてキッチンを見たけど
薄暗いw やっぱりさみしいーーーー
大事なガラスの器を壊しちゃったんだよ 悲しい
どんなの? 記憶にないなぁ
興味が無ければそんなものだ こんなに目立つカラーでも
目にも入らないものなんだろう
ホラ アレだよ オレンジの ガラスの器ーーー
覚えてないなぁ
こんなに美しいガラスのオレンジが目に入ってなかったんだとぉ
まっ♪ 興味がなければそんなものかも知れない
一緒に悲しんでは貰えなかったけど・・・
あの時の私だって・・・・
同じようなブローチ買えば済むのにと心で思っていたんだよね
彼女にとっての思い入れはお金では買えない
私にとってのオレンジの器もお金では買えないようにね
お金では買えないものをいっぱい持ちすぎるのも
コレはコレで切なさもいっぱいで
大事に大事に 後悔は必ずするんだけれど
最小限に留めるように生きてゆかないと
ねっ ドラちゃん