その二百号記念号に当時の文芸部員であった井上縫三郎氏が第一号から第二百号まで龍南雑誌小史として纏めておられる。ここからは折角図書館から龍南会雑誌として公開されているのでその続編とも言うべき二百一号から最終号までの分の小史を作ってみた。雑誌部部長は二百四十七号までが八波則吉先生である。
昭和二年度(二百一号ー二百四号)
部長ー八波則吉先生
委員―北之園寛繁、長屋肇、松井武夫、富成喜馬平、犬養孝、
創作については停滞の傾向にあるようだ短歌の宮島真一氏は後に上田沙丹の龍南物語を再販している。また石坂正蔵氏〈熊大教授)も詩歌に精を出し戯曲に森本健吉氏の顔も見える、岩下勝太郎氏の詩の新傾向については学校当局によって掲載不能になったと云うことである。理由を考慮する必要もあるようだ。
昭和二年度(二百一号ー二百四号)
部長ー八波則吉先生
委員―北之園寛繁、長屋肇、松井武夫、富成喜馬平、犬養孝、
創作については停滞の傾向にあるようだ短歌の宮島真一氏は後に上田沙丹の龍南物語を再販している。また石坂正蔵氏〈熊大教授)も詩歌に精を出し戯曲に森本健吉氏の顔も見える、岩下勝太郎氏の詩の新傾向については学校当局によって掲載不能になったと云うことである。理由を考慮する必要もあるようだ。