今日はスウェーデンが誇った「ヴァーサ号」のお話。
ヴァーサ号は17世紀に建造されたスウェーデンの軍艦である.
日本で言えば、差し詰め戦艦大和といったところか。
ヴァイキングの誇りとする軍艦が完成し、沢山の群集の歓呼の声に送られて、颯爽と出航した。
所が処女航海で出港直後に大勢の観衆の前で,ちょっと風にあおられただけで,横転して敢え無く沈没してしまった.
その航海距離,わずか1300メートル.
何とも間の抜けたお話。
横転の原因は,設計ミス.
船底が軽く,甲板下に多数の大砲という、とんでもないトップヘビー。
横転するために作られたとしか思えない,不安定な船.
当時は計算技術がなく,経験だけで設計,造船してたからだとか.
それでもこんな初歩的なミスをするとは,信じられないが….
このヴァーサ号は沈没後,1956年に海底で発見,1961年に引き上げ.
塩分の少ない海だったので,沈没後も船は腐食されなかった.
ほとんど原形をとどめて引き上げ成功.
そして船体の木造部分を3年間油に浸し防腐処理して博物館に収納。
一部復元されているが,博物館ではオリジナルの船が見られる.
右の白い屋根の反っている建物が「ヴァーサ号博物館」
パンフレットから転載(僕が行った時は未だ復元作業中でした。1991年2度目の時には此処には行かなかった。)
復元完成後の写真
舳先の飾り
艫の飾り オリジナル
艫の飾り レプリカ
甲板の部分
復元作業中の側面
ヴァーサ号は17世紀に建造されたスウェーデンの軍艦である.
日本で言えば、差し詰め戦艦大和といったところか。
ヴァイキングの誇りとする軍艦が完成し、沢山の群集の歓呼の声に送られて、颯爽と出航した。
所が処女航海で出港直後に大勢の観衆の前で,ちょっと風にあおられただけで,横転して敢え無く沈没してしまった.
その航海距離,わずか1300メートル.
何とも間の抜けたお話。
横転の原因は,設計ミス.
船底が軽く,甲板下に多数の大砲という、とんでもないトップヘビー。
横転するために作られたとしか思えない,不安定な船.
当時は計算技術がなく,経験だけで設計,造船してたからだとか.
それでもこんな初歩的なミスをするとは,信じられないが….
このヴァーサ号は沈没後,1956年に海底で発見,1961年に引き上げ.
塩分の少ない海だったので,沈没後も船は腐食されなかった.
ほとんど原形をとどめて引き上げ成功.
そして船体の木造部分を3年間油に浸し防腐処理して博物館に収納。
一部復元されているが,博物館ではオリジナルの船が見られる.
右の白い屋根の反っている建物が「ヴァーサ号博物館」
パンフレットから転載(僕が行った時は未だ復元作業中でした。1991年2度目の時には此処には行かなかった。)
復元完成後の写真
舳先の飾り
艫の飾り オリジナル
艫の飾り レプリカ
甲板の部分
復元作業中の側面