ロワール川の古城巡りに行きました。
最初は「シャンボール城」
ロワール河を渡ってからは、森の中の道を走りつづけます。ロワール地域で最大のシャンボール城(部屋数440室)の周囲には広大な森が広がっています。
16世紀前半のこと、シャンボール城はフランソワ1世の狩猟の館でした。
城の周囲の森は王の狩場でした。その森は総延長 32kmの石の壁で囲まれていました。(そのフランス王フランソワ1世は、ハプスブルク家の皇帝カール5世の最大の宿敵だった。)
現在のシャンボール城はフランス大統領の狩猟場になっているのですが、といっても城で行われるのは狩猟ではなく、その他の催し物。ドゴール氏以降の大統領は狩猟は好まないらしいのです。
シャンボール城
シャンボール城
静かな川面に浮かぶルネッサンスの名城「シュノンソー城」
このお城見たことある・・・方、よくキャンディーの缶にこの城が描かれています。
ロワール川の支流、シェール川に降り立った優雅な白鳥を思わせるこの城は、16世紀の築城以来、多くの女性によって愛され、守られてきたゆえに「6人の女たちの城」の異名をとっています。
その女城主のエピソードのなかでとくに有名なのはアンリ2世の20歳も年上の寵姫ディアーヌ・ド・ポワチエをめぐる物語です。
彼女は王によりこの城を贈られたものの、王の死後は本妻のカトリーヌ・ド・メディシスに城を奪はれてしまいます。
初期ルネッサンス様式とゴシック様式にイタリア風の装飾も融合した珍しい建築様式の城で、18世紀にはモンテスキューやボルテールといった思想家もしばしばここを訪れたとの事です。
<反省>フランス中世史を予め少しでも齧って置けば、「カトリーヌ・ド・メディシス」が如何云う人か分ってずっと興味を持って見られたと思いました。
いずれにしても住みたいとは思いませんでしたが、外観は素晴らしく、風景にマッチして素敵でした。
他にもいくつかの城に行きましたが、天候が悪く写真が上手く撮れなかったので、カットします。
それからジャンヌダルクで有名なオルレアンも途中にありました。
シュノンソー城
シュノンソー城
大広間・・・此処で舞踏会などが行はれていたのでしょうか。
シュノンソー城の庭園