晴れ。雲多し。朝の暑さは幾分和らいだ感がある。
第1食はふじもり。
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昨夜は大久保にある淀橋教会に行った。
お祈りにではなく、Harlem Blues&Jazz Bandのliveを観に行くためである。
18:15分に皆と待ち合わせ。zoe夫妻、北さん、リョーコさん、それと北さんのお知り合いのサカイさん。
サカイさんはブルースを演奏される方で、ボーカルとハープがご専門とのこと。49ersのliveにも何度か足を運んで下さっている。感謝。
都内の各所でliveもやられているようなので一度お邪魔しよう。
今回のLiveは、若手ミュージシャンとHBJBのコラボという企画であり、最初に日本の若手のbandや、ソロプレイヤー達が盛り上げる。
その中で子供たちのダンスがなかなか良かった。今風の踊りであり振り付けは大人が考えているのだろうが、練習の成果が良く出ていた。
さてお待ちかねのHBJBであるが、教会のホールで音響面は万全とはいえないが、演奏に対する真摯な態度、体から発する歴史の匂い、表現力の豊かさ等を堪能し、1920、30年代のアメリカを思い描いた。
以下HBJBのメンバー。Hpより。
ジョイ・モラント/トランペット・コロネット・ヴオーカリスト
近年のアメリカのトランペッターの中では最も有名なエンターテイナーの一人である。トランペットだけでなく、ホルンやあらゆる管楽器を操る。
歌あり、スキャットあり、笑いありの彼のステージをニューヨークで知らない人はいないであろう。Henry "Red" Allen, Lionel Hampton, Rau Charles and Dizzy Gillespie's Big Bandで演奏。
日本へはCount Basie Orchestraのメンバーとして来日経験がある。ワールド・トレードセンターの追悼式典で演奏した映像は、ご存知の方も多いかもしれない
NYで最も忙しく、最も優秀なベーシストであると言っても過言ではない。Pizzicato and Arco bass の双方を演奏。 Mary Lou Williams, Lee Blair, Sammy Davis Jr.、ブルース・シンガーのJimmy Witherspoon、Clifford Jordan, Chet Baker 、Billy Eckstineらと演奏。
LA出身。LAの有名ミュージシャン達であったテディ・エドワードや後に夫となるバーテュオサ・エルモ・ホープらとパフォーマンスをしていた。ソロとしてハリウッドやビバリー・ヒルズで活躍。エリック・ドルフィー、クリフォード・ブラウン、マックス・ローチらと演奏するようになった。
その後、シルビアズ・ブルー・モロッコなどで、ジミー・キャスター、ジミー・ノーマン、キット・マクラーらと演奏するようになり、NYに拠点を移す。NYの有名ジャズ・スポットであるディジーズクラブ・コカコーラやワシントンDCのケネディーセンターなどで演奏するようになる。先日、夫であったエルモ・ホープを讃えるコンサートをNYCのジャズ・スタンダードで終えた。
ボーカル。のCD "Our Day Will Come" は、ジャズ・チャートにてトップ10チャートを記録。雑誌Jazz Improveでも2001年に「お薦め」として掲載された。1998年David Aaron Orchestra に入り、David AaronのCD "All We Want To Do Is Swing" のボーカリストとして2002年リリース。2003年オフ・ブロードウェイ "Billie" にて、ビリー・ホリデーの楽曲を歌う。2001年にも、別のオフ・ブロードウェイ作品 "Good Time Blues" に出演している。
New York Times, Time Out Magazine, Amsterdam News, The New Voice Of New Yorkなどでも評価されるNYを代表するボーカリストの一人。
最近では新しいCD "Madame Pat Tandy Remembers Irene Reid" をリリース。 200 以上のジャズ・ラジオ番組にてオンエアされる。ジャズのウィークリーチャートでも "Chart Bound" は、82 位から44位に上がった。2010年1月現在でもトップ50位に残っている。
ジョン・コクシー/ドラムス
アシュフォード&シンプソンのバックをつとめ、プロデューサーやソングライターとしてもNYで活躍。Roy Ayers, Noel Pointer, Phyllis hyman, Joey Morant , Ray shinnery, The Persuaders, Kim Clarke & Rob Shecps らとステージに立っている。アトランティック・レコード、サル・ソウルレコードのレコーディング・ミュージシャン。
忘れていけないのが、HBJBを創立されたアルバート・ボルマー博士と今回のプロデューサー打木希瑶子さん(北さんのお知り合い)。
また、子供虐待防止オレンジリボン運動支援公演でもある。
会場でパピーズWBJでお見かけするレフティギタリストの方にお会いする。
Live終了は22時近くになっていた。が、全員で近くの居酒屋へ直行。
音楽談議で盛り上がる。0時過ぎに解散。
東西線は終了のため大久保駅から東京駅まで。しかし大久保駅で驚きの出来事が。
改札口あたりで数人のミュージシャンがたむろしており、その中の1人がなんとルータバキンであった。それを北さんが確認。本人とのこと。
HBJBとルータバキン。場所は大久保。シュールである。
東京駅からは酔いに任せて自宅まで歩く。1時30分頃帰宅。