甘辛亭日乗

BITTER with SWEET 
人生は甘くて苦く、苦くて甘い
そんな時はSOUL MUSICがしみるねぇ

会津2

2021年10月10日 | 日乗

今日の宿泊地である湯野上温泉は、今いる柳津町から来た道をたどればいいのだが、時間も余裕があるので少し遠回りしてみる。

山深い地なので、遠回りするにも覚悟は必要だが、道中には過去の仕事でかかわった成果が点在するので、楽しみでもある。

国道252を只見に南下。

平成23年7月に発生した豪雨は、甚大な被害を与え、重要な交通機関の只見線も寸断された。

鉄道の復旧工事は進められているようだが、鉄道だけではなく道路の方も改良工事が進んでいるようで、ところどころで交通規制に出くわした。

過去に仕事で何度も訪れた地であるが、ひとつ気になっていた場所に行ってみる。

会津大塩にある天然炭酸場で、国内でも珍しい天然の炭酸水が湧き出ている。

数組先客がいたが、すぐに順番がまわりペットボトルに入れる。

微炭酸であるが軟水の水。

少し苦く感じたが、つれいは甘く感じたと意見が分かれる。

只見から国道289を東に、会津田島方面に向かう。

途中気になっていた酒蔵を訪れるが休みだった。

会津田島から国道121を北上すると、湯野上温泉は近い。

 

 

 

 


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会津1

2021年10月10日 | 日乗

雲は多いが晴れ。

北よりの風で気持ちの良い朝。

早朝、車で東北を目指す。

向島ICから首都高にのり、堀切JCT、小菅JCTなどを経由して東北道に入る。

日曜の早朝だが、時間とともに交通量は増えていく。

宇都宮を過ぎてから、急に交通量は減少。

途中のSAで休憩をとると季節柄かバイカーが多く、やはりそのほとんどは年配者だった。

今回の大きな目的は会津柳津町にある斎藤清美術館で、柳津町は会津若松市から西方約30kmほど。

東北道を進み、郡山JCTで磐越自動車道経由で行くルートが一般的だが、距離的には遠回りになるので、白河ICでおりて下道で行くルートを選択。

R118で奥羽山脈を横切り、R121で北上し会津高田からまた山越えすると目的地。

美術館に隣接する道の駅の食堂で昼食をとり、腹を満たした後は目の保養をする。

美術館を出ると、眼前の山の中腹に古色蒼然な建物が、この地にある日本三虚空蔵のひとつ、福満虚空蔵尊円蔵寺。

せっかくなので訪れてみる。

円蔵寺は、只見川がその流れを急に変える逆「く」の字の先端にあり、長い時間をかけて削り出した急崖の上に鎮座。

予想通り急な石段が待ち受けており、意を決して上り始めるが、ここは慎重にのぼる。

最後の石段をのぼりきると、目の前に木造の立派な建物が現れる。

開創は807年というから、かなり歴史のつまった寺のようで、広縁からの景色はなるほど絶景だ。

帰りも注意深く階段をおりて、名物のあわまんじゅうで一休みする。

あとは今日の宿泊地である、湯野上温泉に夕方到着するだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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