目が覚めたら霧がかかっていた。
前日気温が高かったので、この地の地形条件から霧が発生したのか。
湯野上温泉は、阿賀川の支川である大川がつくった河岸段丘地にあり、上流には奇怪な急崖で名高い塔のへつりがある。
霧が晴れると青空が顔をだした。
朝食後すぐに宿をでて、近くにあるこの地一番の観光地の大内宿に向かう。
朝いちばんで、また平日の月曜日だったので人出は少なくゆったりと散策できた。
毎日毎日観光客が訪れるので、観光客なれかもてなしにもそつがない。
そうこうしているうちに次々と観光客が増えてきたので、早々に引き上げる。
途中、地酒やりんごなどを買って家路を急ぐ。
会津西街道と呼ばれる国道121を南下し、途中国道400号に分岐して西那須野塩原ICから東京方面へ。
全行程約700km。
車もうれしそうだった。