かなりマイペースだけど、連休中の写真をば。
●志賀直哉旧居
えー?! 志賀直哉って奈良にも住んでたのぉ~?
だって、先日訪れたばっかりの尾道にもあったからね。
そっちは大正元(1912)年11月から大正2年の中頃までの住まいだそうです。
奈良の旧居はその少し後。
こちらは昭和初期に直哉自身が設計し、京都の数寄屋大工に建てさせたもの
で、当時は奈良周辺に住んでいた文化人や画家たちの文化サロンになってい
たようです。
現在は奈良文化女子短期大学セミナーハウスとして使用されており、こうし
て一般公開もされています。
サンルームや食堂の設計が特に有名なんだそうですが、採光や通風口など細
かいところにも目が行き届いて、遊び心もあるのにはビックリ。
なかなか住み心地のよさそうな家でした。
大豪邸ではないけれど、広さも部屋数もこれだけあればじゅうぶん。
志賀直哉って見聞も広く、趣味のいい人だったんじゃないでしょうか。
外瓶が修復中だったので外観の写真は撮りませんでした。
内部は撮影禁止とは書かれてなかったので、皆さん、記念撮影をしてました。
●新薬師寺
先月TVで放送された「プロフェッショナルの流儀」で、仏像輸送のプロが登場。
その際、最も難易度の高かった仕事ということで新薬師寺の十二神将の一つ
「頞儞羅(あにら)大将」が紹介されていました。
私たちのお目当ても、もちろんその国宝の十二神将。
12体のうちの1体、波夷羅(はいら)大将だけが国宝じゃないのは、一度壊れて
しまったものの補作だから。他は天平時代のもので波夷羅だけが昭和6年の作。
でも、それも含めて日本最古で最大の仏像たちはカッコよく凛々しく立ってい
て、現代の私たちを圧倒するオーラを放っています。
それぞれのポーズがいいんですよー♪ ちょっとゲームのキャラクターみたい!
新薬師寺 公式サイトはこちら
●白毫寺
新薬師寺から少し南東へ。
住宅地から少しそれて石段を登ってゆくと、風情ある山門が。
さらに先に進むとようやく建物が見えてきました。
ここは五色椿のあるお寺。でも今はその季節じゃなく、見頃のお花もないせいか、
本堂にも宝蔵にも私たちだけ。
ま、子供の日にこうゆうところに来る人はあまりいないわなー。
宝蔵には本尊阿弥陀如来座像、地蔵菩薩立像等が安置されていました。
なぜか閻魔大王の手ぬぐいがこのお寺のお土産のようです。
■最寄り駅はいずれも、近鉄奈良駅。またはJR奈良駅。
以下。散策の途中で見つけた気になる看板と、ちと山海塾っぽい石像。
●志賀直哉旧居
えー?! 志賀直哉って奈良にも住んでたのぉ~?
だって、先日訪れたばっかりの尾道にもあったからね。
そっちは大正元(1912)年11月から大正2年の中頃までの住まいだそうです。
奈良の旧居はその少し後。
こちらは昭和初期に直哉自身が設計し、京都の数寄屋大工に建てさせたもの
で、当時は奈良周辺に住んでいた文化人や画家たちの文化サロンになってい
たようです。
現在は奈良文化女子短期大学セミナーハウスとして使用されており、こうし
て一般公開もされています。
サンルームや食堂の設計が特に有名なんだそうですが、採光や通風口など細
かいところにも目が行き届いて、遊び心もあるのにはビックリ。
なかなか住み心地のよさそうな家でした。
大豪邸ではないけれど、広さも部屋数もこれだけあればじゅうぶん。
志賀直哉って見聞も広く、趣味のいい人だったんじゃないでしょうか。
外瓶が修復中だったので外観の写真は撮りませんでした。
内部は撮影禁止とは書かれてなかったので、皆さん、記念撮影をしてました。
左は中庭から2階の部屋を見上げたところ。右がサンルーム。 |
サンルームの採光用窓(左)。光が差し込む居間の畳(中)。隣接する部屋の出入り口。 |
●新薬師寺
先月TVで放送された「プロフェッショナルの流儀」で、仏像輸送のプロが登場。
その際、最も難易度の高かった仕事ということで新薬師寺の十二神将の一つ
「頞儞羅(あにら)大将」が紹介されていました。
私たちのお目当ても、もちろんその国宝の十二神将。
12体のうちの1体、波夷羅(はいら)大将だけが国宝じゃないのは、一度壊れて
しまったものの補作だから。他は天平時代のもので波夷羅だけが昭和6年の作。
でも、それも含めて日本最古で最大の仏像たちはカッコよく凛々しく立ってい
て、現代の私たちを圧倒するオーラを放っています。
それぞれのポーズがいいんですよー♪ ちょっとゲームのキャラクターみたい!
新薬師寺 公式サイトはこちら
●白毫寺
新薬師寺から少し南東へ。
住宅地から少しそれて石段を登ってゆくと、風情ある山門が。
さらに先に進むとようやく建物が見えてきました。
ここは五色椿のあるお寺。でも今はその季節じゃなく、見頃のお花もないせいか、
本堂にも宝蔵にも私たちだけ。
ま、子供の日にこうゆうところに来る人はあまりいないわなー。
宝蔵には本尊阿弥陀如来座像、地蔵菩薩立像等が安置されていました。
なぜか閻魔大王の手ぬぐいがこのお寺のお土産のようです。
■最寄り駅はいずれも、近鉄奈良駅。またはJR奈良駅。
以下。散策の途中で見つけた気になる看板と、ちと山海塾っぽい石像。
といっても、わたしは興福寺のしか見たことないのですが。かっこいいのもあれば、ちょっとコミカルなのもあれば。歌舞伎の見得みたいだなぁとも思いました。
白毫寺の手ぬぐいは、Lマガ系の雑誌に載ってたのを見たことがあります。なかなかポップですよね。(笑)
いいですねぇ。新緑の奈良。
神社仏閣は、お花や紅葉の季節よりも、新緑の時期に行くのが好きです~。
仏像がお好きなんですか?
私はただの仏像ミーハーで、かっこいい!とかキレイ~!
ぐらいしか言えないんですけど大好きです~♪
十二神将っていいですよねー。
興福寺の東金堂のはきれいし、迫力ありますよねー。
もしかして歌舞伎の見得は、逆に仏像の真似をしたとか?(笑)
新薬師寺のは木造じゃなくて塑像のせいか、白っぽく古びて見え、
ポーズもユニークだと思いました。
あら! 白毫寺のてぬぐいはもう世間で知られてたんですね(笑)。
そうそう、色使いがポップで、ちょっと凧っぽかったと思います。
> 新緑の時期に行くのが好きです~。
さんせーい! これから新緑がますます鮮やかになりますね。
私もこれからどんどん仏像に会いに行こうと思います。
それにわたしの感想も、ちっちゃくてかわいいなぁとか、ハンサムだなぁ、とかそんなもんです。(笑)
ミーハー、いいと思います。お寺を参詣するのって、昔の人にとっても観光イベントを楽しむような娯楽的要素もあったんじゃないですかね?
ムンパリさんの仏像巡り、参考にさせていただきたいと思います。
>もしかして歌舞伎の見得は、逆に仏像の真似をしたとか?(笑)
それ、あると思います。
以前テレビで見た玉三郎さんの特集の中で、梅蘭芳が仏像の手の形を研究しまくってたということも聞きましたし。きっと歌舞伎役者だって、似たようなこと考えた人いそうですよね。
そうですよね。昔もミーハーな人はきっといましたよね!
仏像巡り、去年まではなんだかすごーく恥ずかしくて。
見に行ってもアップしてないことが多かったんですよ。
今年は正直に書けそうです(笑)。
> 梅蘭芳が仏像の手の形を研究しまくってた
へえ~、面白いですねえ。その番組、もしかして見たかも(汗~)。
仏像と見得の関係がもっと知りたくなりました。
で、筋肉を強調する金剛力士は昔のボディビルダーかも(笑)。