吉野山へは12月に行く!と決めていたけれど、まさかこんな
びゅうてほ~な風景に会えるとは♪
そもそも2年前の夏にふらっと来て、蔵王堂ご本尊のご開帳が秋
にあることを知り、再訪したのが2010年10月11日(体育の日)。
平城遷都千三百年記念、百日特別ご開帳のときだった。
その時のツイートがこれ。(へ!これだけ?)
↓
金峯山寺の蔵王権現さまに会いに来ました。すわって青い憤怒
のお顔をじっとみていると、なぜか涙が出てきました。
秘仏である三体の蔵王権現さまを初めて目の当たりにした時の自
分の反応。いま思い出しても恥ずかしいほど実はダラダラわけも
なく涙があふれてきてしまったのだった。
後から内陣に入らせて頂き、間近でご対面できたときも同じく。
いつもなら細かいところまで観察するように見せて頂くのに、あ
の時は目の前にあるものを受け止めるだけでいっぱいいっぱい。
ほんとうに貴重な体験だった・・・。
2012年12月9日。
蔵王堂のご本尊さまにふたたびお参りが叶った。
雪をのせた仁王門をくぐり、蔵王堂の足下に到着。
いったん正面に回って建物全体を眺めると、いつもは雄々しいと
思っていた蔵王堂が雪のせいでとても優美に見えた。
ひゃー! ほんまに雪やぁ~♪
お堂の中は静かだった。
そりゃそうか、わざわざ雪の日を選ぶ人なんてそうはいないよね。
ここは3度目だけれど、毎回ドキドキ感がある。
入り口でお札や靴袋を受け取って、奥に目をやると、おお~っ!
この迫力。ただならぬ形相の青いお顔が一・二・三。
大きすぎて三体同時にパーフェクトに見ることは不可能なのだ。
まずはお祈りを。
それから視界すべてを蔵王権現さまにしてしばし見入る。
閻魔大王が地蔵菩薩の化身とすれば、この三体の蔵王権現さまは
釈迦如来、千手観音菩薩、弥勒菩薩が化身した姿。過去・現在・
未来に渡って救済するために、悪魔を降伏させる忿怒のお顔で現
れたもの。
ほらね、じっと見てるとやっぱり涙が出てくるやんか~。
いつのまにか読経が始まっていた。お腹に響く太鼓の音も。
ときおり法螺貝の音も聴こえてくる。
感覚を呼び覚し神聖な気持ちにさせてくれるのは、塗香の匂いか。
これらはみな役行者の像の前で行われる護摩焚きに伴うもの。
金峯山での修行中に蔵王権現を感得し、その姿を桜の木に彫った
という役行者さまがお堂内にお祀りされていて、拝観中はこの音
と匂いに包まれる。
内陣で蔵王権現さまとご対面し、お祈りした後もふたたび戻って
しばらく前にすわっていた。
今回はもうひとつ行きたいところがあった。
きばりんさんに教えていただいた脳天大神さん。
一見、神社のような名前だけれど本当はお寺。
金峯山寺の塔頭で「脳天大神 龍王院」が本名ですと。
蔵王堂を出て右にズンズン坂と階段を下りること約20分。
うそ。雪で滑るのが怖くてそろそろ下りたから30分位かな~。
ますます雪が激しくなってきたというのに、お参りする人が絶え
ないのは、やはり頭脳の守護神だからなのだろうか。
本堂でのお参りを終えて休憩所に行くと、願い事を護摩木に書い
ている人たちが。頭の病気や受験にご利益があり、あらゆる苦し
みを救済し、願い事を叶えて下さる・・・と縁起に書かれている。
お守りやお札、ご朱印を受けるといただけるのが「おさがり玉子」。
つまり、ゆで卵だ。
これは金峯山寺の初代管長の覚澄大僧正が、脳天大神さまを感得
した際の最初の姿が蛇だったことにちなんでいる。好物の生卵を
信者さんがお供えするので、それをゆで卵にして参拝者に渡して
いるということだそう。
私も塩をつけてその場でいただいた。
なんか凄いパワースポットだと感じた。
ちなみに、上りの階段はたくさんあったけれどそれは平気だった。
ふふ。
メインの参道に戻って、柿の葉寿司がセットになったおうどんを
たべて、山の上から友人に葛餅を送った。
我が家にも買って、熱いほうじ茶といっしょにいただいたら、やわ
らか~くて美味しくてムシャムシャッと食べちゃいました(笑)。
●このブログ内の吉野山関連記事
桜のない吉野山へ(1)
桜のない吉野山へ(2)
吉野山で金剛蔵王権現像まもなくご開帳♪
びゅうてほ~な風景に会えるとは♪
そもそも2年前の夏にふらっと来て、蔵王堂ご本尊のご開帳が秋
にあることを知り、再訪したのが2010年10月11日(体育の日)。
平城遷都千三百年記念、百日特別ご開帳のときだった。
その時のツイートがこれ。(へ!これだけ?)
↓
金峯山寺の蔵王権現さまに会いに来ました。すわって青い憤怒
のお顔をじっとみていると、なぜか涙が出てきました。
秘仏である三体の蔵王権現さまを初めて目の当たりにした時の自
分の反応。いま思い出しても恥ずかしいほど実はダラダラわけも
なく涙があふれてきてしまったのだった。
後から内陣に入らせて頂き、間近でご対面できたときも同じく。
いつもなら細かいところまで観察するように見せて頂くのに、あ
の時は目の前にあるものを受け止めるだけでいっぱいいっぱい。
ほんとうに貴重な体験だった・・・。
2012年12月9日。
蔵王堂のご本尊さまにふたたびお参りが叶った。
雪をのせた仁王門をくぐり、蔵王堂の足下に到着。
いったん正面に回って建物全体を眺めると、いつもは雄々しいと
思っていた蔵王堂が雪のせいでとても優美に見えた。
ひゃー! ほんまに雪やぁ~♪
お堂の中は静かだった。
そりゃそうか、わざわざ雪の日を選ぶ人なんてそうはいないよね。
ここは3度目だけれど、毎回ドキドキ感がある。
入り口でお札や靴袋を受け取って、奥に目をやると、おお~っ!
この迫力。ただならぬ形相の青いお顔が一・二・三。
大きすぎて三体同時にパーフェクトに見ることは不可能なのだ。
まずはお祈りを。
それから視界すべてを蔵王権現さまにしてしばし見入る。
閻魔大王が地蔵菩薩の化身とすれば、この三体の蔵王権現さまは
釈迦如来、千手観音菩薩、弥勒菩薩が化身した姿。過去・現在・
未来に渡って救済するために、悪魔を降伏させる忿怒のお顔で現
れたもの。
ほらね、じっと見てるとやっぱり涙が出てくるやんか~。
いつのまにか読経が始まっていた。お腹に響く太鼓の音も。
ときおり法螺貝の音も聴こえてくる。
感覚を呼び覚し神聖な気持ちにさせてくれるのは、塗香の匂いか。
これらはみな役行者の像の前で行われる護摩焚きに伴うもの。
金峯山での修行中に蔵王権現を感得し、その姿を桜の木に彫った
という役行者さまがお堂内にお祀りされていて、拝観中はこの音
と匂いに包まれる。
内陣で蔵王権現さまとご対面し、お祈りした後もふたたび戻って
しばらく前にすわっていた。
今回はもうひとつ行きたいところがあった。
きばりんさんに教えていただいた脳天大神さん。
一見、神社のような名前だけれど本当はお寺。
金峯山寺の塔頭で「脳天大神 龍王院」が本名ですと。
蔵王堂を出て右にズンズン坂と階段を下りること約20分。
うそ。雪で滑るのが怖くてそろそろ下りたから30分位かな~。
ますます雪が激しくなってきたというのに、お参りする人が絶え
ないのは、やはり頭脳の守護神だからなのだろうか。
本堂でのお参りを終えて休憩所に行くと、願い事を護摩木に書い
ている人たちが。頭の病気や受験にご利益があり、あらゆる苦し
みを救済し、願い事を叶えて下さる・・・と縁起に書かれている。
お守りやお札、ご朱印を受けるといただけるのが「おさがり玉子」。
つまり、ゆで卵だ。
これは金峯山寺の初代管長の覚澄大僧正が、脳天大神さまを感得
した際の最初の姿が蛇だったことにちなんでいる。好物の生卵を
信者さんがお供えするので、それをゆで卵にして参拝者に渡して
いるということだそう。
私も塩をつけてその場でいただいた。
なんか凄いパワースポットだと感じた。
ちなみに、上りの階段はたくさんあったけれどそれは平気だった。
ふふ。
メインの参道に戻って、柿の葉寿司がセットになったおうどんを
たべて、山の上から友人に葛餅を送った。
我が家にも買って、熱いほうじ茶といっしょにいただいたら、やわ
らか~くて美味しくてムシャムシャッと食べちゃいました(笑)。
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吉野山で金剛蔵王権現像まもなくご開帳♪
テレパシーは 存在します
悪い超能力者も いますね。
護摩木 で 検索中です。
こないだ あるお寺で 護摩木 厄災消除 と 祈願してきました。宗教研究会(名前検討中
脳天大神さんは、寺社めぐり仲間に教えていただきました。
なが~い階段をおりながら期待が高まります。
ぜひ一度お参りくださいませ。