星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

~今、僕らが出来ること~朗読劇「家守綺譚」 観劇メモ(1)

2011-09-04 | 観劇メモ(演劇・ダンス系)
公演名    家守綺譚
劇場     森ノ宮ピロティホール
観劇日    2011年9月3日(土)
上演時間   17:00開演
座席      H列
天候状態   台風12号の影響あり  

と~っても幸せな、満ち足りた時間だった。
シンプルな朗読劇がこれほど豊かなものとは♪
それに続くトーク、プレゼント抽選にいたるまで、限られた時間
ながら、この企画に関わった人々とひととき想いを共有できたよ
うな気がする。

7月に佐々木蔵之介さん主演の「幽霊たち」を観劇。
そして、Team申から「家守綺譚」の案内メールが来たのは8月の
初め。「公演の収益金の一部を東日本大震災の義捐金として寄付
させていただきます」と書かれてあった。
<それを受けての自分のつぶやき(8月4日)>
「梨木香歩さんの「家守綺譚」。勝手に京都の風景を思い浮かべ
ながら読んだ。ちょっと泉鏡花のような(こんな乱暴な言い方で
いいのか)古典文学の味わいがする素敵な本だ。朗読劇のことが
蔵之介さんのスケジュールにもアップされているけどそそられる
なあ。9月初めの過密日程に入るかどうか。再点検だ。」


忘れないうちに出演者のトークからひとことずつ書いておこう。
●構成・演出の長部聡介さん
葡萄を食べちゃいけないお話なのに、そのことを自分で言い聞か
せていたのに気がついたら上演前に差し入れの葡萄を食べていた。
●佐々木蔵之介さん
朗読劇は聴く方も大変ですよね。僕らが読んで、ひとつの話が終
わるごとに、皆さんがこうしたり(ノビをする仕草)、こうした
り(咳払いの様子)してて。わかります。喉にからんでるのをずっ
と我慢してたんでしょうね(笑)。皆でいっしょにやってるんだ
という気持ちになりました。
「葡萄」の時にはお水(傍らに置かれている)は飲まないように
してました。喉が渇いてることになっているので。
●市川亀治郎さん
僕は女性の台詞をこの顔で(お化粧なしで)言うのが恥ずかしかっ
たですね。それと尼さんの時には瀬戸内寂聴さんの顔を思い浮か
べてました。(「僕も!」と反応する蔵之介さん。二人で顔を見
合わせて楽しそうだった。)
●佐藤隆太さん
(公演前に出演者のマネージャーどうしが読み合わせしたという
話を受けて)事務所の忘年会でマネージャーさんたちのお芝居が
あったんですが、その頃僕は芝居について悩んでて、その芝居を
見て「あ、大丈夫!」と思いました。励みになりました。
(「マネージャーとしてはいい仕事しましたね」と蔵之介さん。)


朗読劇そのものについては後日追記の予定なり。



●このブログ内の関連記事
~今、僕らが出来ること~朗読劇「家守綺譚」 観劇メモ(2)
幽霊たち 観劇メモ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奥さまお尻をどうぞ 観劇メモ | トップ | 「宮城野」が10月に尾道・福... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

観劇メモ(演劇・ダンス系)」カテゴリの最新記事