この虚無感。
ぶつけようのない若干の怒りのような感情もある。
もちろんジンやBTSに対してではない。
あれだけ有頂天にさせておいてからのこの流れ。
分かってはいたよ。
分かってた。
だいたい、わたしはこうなることを望んでいたはずだった。
なのにこの虚無感。
そうか、わたしはきっと、予防線を張ってただけなんだ。その日が来ても自分が落ち込まないようにと。
現実になって、自分がこんなふうになるって、ようやく気づいた。
でもこれでいいんだという気持ちももちろんある。彼らの人生はまだまだ長いはず。いろんなことをひっくるめて考えたら、やっぱりこれでいいんだと思う。
虚無感とともに釜山コンの録画を見た。
このとき、ジンはどんな気持ちでいたんだろう。
weverseもどのニュースも黙って読んでいられたけど、録画を見ながらそれを考えたら初めて泣けてきた。
イベントの一環としてのコンサートで、今後の活動についてはみんなあれ以上言えるはずもなかったんだろうし。たまにおどけながら、いつもの絶妙なダサさも醸し出しながら、それでも最高のビジュとしっかりした歌声で間違いなくジンペンたちの心を強烈に鷲掴みにした長兄。
もうちょっとカッコ悪ければ…
こっちももっと潔くなれたんじゃ…
なんていう、お門違いなクレームもつけたくなるくらいだ。
予想通り、筋書きは出来ていた。
勝手な手前味噌だがそこは納得している。
だけどやっぱり納得いかない。
もう、どっちなんだよw
笑えないけど笑っとこうw
選択権はないのだろう。
「誰か」が決めた通りに動くしかないのだろう。
もっと早い時期に順当に行っていれば…いや、だけどそれだとこんなに輝くジンにはお目にかかれなかったのかも…
だって延長期間のジンは確かにいつだってキラキラしていた。
考えても仕方のないことばかりが昨日からぐるぐる頭を駆け巡っている。
帰りを待つ、という表現はわたしには何か違う気がしている。そこにジンがいなくても、好きだから歌を聴く。姿を眺める。そんな日がこれからもただ続くだけ。願わくば生の姿を見たい。でもそれも、兵役後ジンがどういう活動をするのかによる。今はただ、入隊までに出されるコンテンツを複雑な心境ではあるけど全て網羅したいし(だって素直に笑って受け止められるだろうか⁉︎)、新曲が発売されるなら絶対に買う。
これだって、シングルと言わずフルのソロアルバムを出してほしいくらいだよ。これはジンを好きになってからずっと思ってたこと。
他メンのように写真集も恐らく出るはず。絶対に買う。
自分の良いところを見てほしい、自分を見てファンには笑っていてほしい、いつもそう発信していたジン。
ジンの笑顔やふざけっぷりにいつでもつられて笑ってきたけど、今はゴメンね、そうはいかないみたい。