たったひとりだけ、思いの丈を全てぶちまけられる相手がいる。
彼女はゴリゴリのホビペン。
Kポ歴はわたしより短いがアイドルやアーティスト遍歴はかなりの筋金入り。
わたしが会食動画以降かなり沈んでいるのを察知していて、最近はあまりやり取りしていなかったのだが、ここ何日かの怒涛のように押し寄せる感情の波に耐えられずw、久しぶりに連絡してみた。
失礼なことに、また理解出来ないことに彼女は、わたしの大騒ぎぶりから防弾リサーチを始めた頃、「ごめん、ジンくんだけはよく分からない」とのたまった人間である。認識出来ないという意味ではない。
アンタがそこまでのめり込んで感情移入してはしゃいだり怒ったりするツボが分からない。
ということだ。
なんて失礼な。
もちろん、嫌いという意味ではない。
かわいいし面白いし、だけどそこまで感情を揺さぶられる理由が分からんと。こういうことだ。
ちなみに彼女は、よくある言い方をすると、ユンギ寄りのホビペンということになる。ホビの良さは120%大全開で褒め称えるのだが、ユンギについては「認めるのがなんか悔しい」のだそう。
その感情のほうがわたしには分からんわ。
まあ要するに我々お互い似たようなひねくれ者同士ってことか。
そんな彼女が多分初めてはっきりと、釜山コンのジンを褒めていた。声も良く出てたし、うん、カッコ良かった。と。
…わたしはね、常々ホビのパフォは褒めちぎるんだけどね。別にお世辞ではなく。
兵役の話しになったとき、「え?なんだ、あー良かったってスッキリしてるんだと思ってたよ」と。
うん、そうだよ。良かったとは思ってる。だけど今のジンがカッコ良すぎて悲しみが増すんだよ。分からない?こういう気持ち。
…よく分かってもらえなかったようであるw
逆に彼女は「いやいや、はっきりしてスッキリして、だからあんないい表情してたんだなって思ってたよ。あれでアンタ、やつれてヨボヨボの姿で出てこられたほうが心配で悲しくなるじゃん」
確かにそうだけど…て、ちょっと!ヨボヨボとかいう言葉つかわないで‼︎w
でもさぁ…だけどさぁ…云々。
けっきょく何がって、この振り回され具合が腹立たしいのだ。兵役に行く行かない、音楽とは関係ない場面に何度も引っ張り出され、そのせいで余計に叩かれて、しかも年長者のジンがいつもその代表のように名前を出され続けて。よその国の決まり事とは言え、いい加減にせい‼︎と思ってたファンは山ほどいるんじゃないのか。
ホビペンの彼女と話すと、最後は決まって「なぜホビはあんなに人気が無いんだろう」という嘆きを聞く羽目になる。人気が無いというのはあくまでも彼女基準である。そりゃね、マンネラインにはなぜか敵わないんだよ、ヒョンラインはさ。
だけどいいじゃない。自分が好きだと思っていればさ。
ガムが売れ残ってようが、ネットの人気ランキングが真ん中より下だろうが、そんなのどうでもいいんだよ。
あの美しさにジンペンは言葉を失い、あのキュートさにジンペンは舞い上がる。
そしてあの切ない歌声にジンペンは胸を熱くさせるのだ。
ダンスが下手かろうがダサかろうが、それがどうした。
ジンがそこにいるだけで平伏すわ。土下座だわ。クンジョルの嵐だわ‼︎
てな心意気でいればいいんだよ。と彼女に堂々と言ってのけるわたしは相当だね。
わたしだって、ホビのダンスは超絶カッコいいと思うし、ラップラインだと声は一番好き。だけどその思いとジンへの感情は全く別ものなんだもの。
みんな、そんなモンでしょ?きっと。
そうそう、なぜか手こずったジンのCD予約は彼女のおかげで無事完了。
本当にありがたい。
声にして語り合うって、大事ですよ。