月岡芳年 月百姿
『破窗月』
はそうのつき
明治十九年届
達磨大師は中国禅宗の始祖
南インドのバラモンで出生、6世紀初め中国に渡り各地で禅を教え
嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を行ったという。
国立国会図書館デジタルコレクション 076
”ダルマ”は達磨大師をモチーフとして生まれたとされています
達磨大師には壁に向かって九年の座禅を行ったことによって
手足が腐ってしまったという伝説があり
そこから手足のない形状で置物が作られるようになった。
それがダルマの始まりとされています。
ダルマが赤いのは仏教では赤が位の高い人の印
そこから頭から赤い法衣を被った姿を現しています。
フム、だるまさんは9年間転ばなかったということか!