オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

月百姿 破窗月

2017-11-19 | 月百姿

月岡芳年 月百姿

『破窗月』

はそうのつき 

明治十九年届


 

達磨大師は中国禅宗の始祖

南インドのバラモンで出生、6世紀初め中国に渡り各地で禅を教え

嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を行ったという。

 

国立国会図書館デジタルコレクション 076

 

”ダルマ”は達磨大師をモチーフとして生まれたとされています

達磨大師には壁に向かって九年の座禅を行ったことによって

手足が腐ってしまったという伝説があり

そこから手足のない形状で置物が作られるようになった。

それがダルマの始まりとされています。

ダルマが赤いのは仏教では赤が位の高い人の印

そこから頭から赤い法衣を被った姿を現しています。

 

フム、だるまさんは9年間転ばなかったということか!