なぜ棄てた 妻と子を
石童丸の父 、加藤左衛門尉繁氏(かとうさえもんのじょうしげうじ)は
筑紫の国の領主でしたが、ある時 世をはかなんで家を捨てて出家し
京で法然上人の教えを受けたのち高野山に登り
苅萱道心(かるかやどうしん)と称して修業の生活に入りました。
国立国会図書館デジタルコレクション
大蘇芳年筆 明治十四年出版
【加藤石動丸】
昨日剃っても今同心 一昨日(おとつい)剃っても今同心と
素気なく言うて追い帰す 父は沙門の教戒(おしえ)を守り
子は親愛の道に順(したが)い こころ筑紫の海を経て
遥々(はるばる)尋ね紀伊國(きのくに)の高野(こうや)に染める村紅葉
身に散りかかる墨染(すみぞめ)や 父子(おやこ)の縁は浅葱(あさぎ)染の
頭巾も濡れて時雨天(しぐれぞら) その悲歎(かなしみ)に引きかえて
美名を挙げる石藤丸が 出世の時に遇うぞ芽出たき。
轉々堂主人題
今道心(いまどうしん) : 今、道心を起こしたばかりの者という意味から
出家して仏門に入った者で日の浅い者を呼ぶ呼称として伝わる。
同心:同じ考えを持つこと。また、気持や意見などが同じであること。
墨染:墨染衣の略で僧衣のこと。
おはようございます。
皇國二十四功 加藤石藤丸
なぜ棄てた 妻と子を
・・私も父に聞いてみたいものよのう・・なぜ棄てた母と私を・・なんてね。
石童丸は不憫だよね。やたら父親の顔も行先も知っているなら訪ねてみたい。
石童丸の父の加藤さん。筑紫の国の領主だありながら、ある時 世をはかなんで
出家した・・ふざけるな!っていいたいね。妻や子はいざ知らずだよ。
残った領民たちはどうしてくれる。これは無責任にほかならないね。
・・この後の未熟なかけだし僧の身だから当たり前のこと。
石童丸はのちに出世して高貴な僧侶になったのかな?藩主になったのかな?
全く・・いつの時代も男は勝手だ。妻をめとる子を持つ資格なし!お粗末!
あはは(´艸`*)
狐さま・・あなたはどう思いますか?
画像
この世界の原画見たけど・・動いてるからいいよね~とYouTube(´艸`*)
僧侶に意味合いも兼ねてる?いい色だね。実に美しい。嬉しいです。
ありがとうございました
じゃ またね。ありがと。うふふ。ラロロラロレ
じゃ またね。ありがと。うふふ。ラロロラロレ
夜中も雨降ってたね。ブロさんが「雨がしとしと日曜日~♬」ジュリー💕^^
今週はお天気不安定みたいだね。桜の開花にはちょうどいいのかもね。
週の始まり月曜日。すてきな一週間になりますように~solovely
行ってらっしゃい^^行ってきます💕
いつもいつも大好きいっぱいkiss はね
おかえり。
チラっと読んだ物語では加藤繁氏が世の無常を感じた始まりは酒宴の席の杯にちらちらと
散り込む花のひとひらからなんだけど こういう話が江戸時代には好まれていたんだそう
この詞書だけでは細かいストーリーは分からないからYouTouにでもあるといいんだけど
母を亡くした石藤丸は再び高野山に上り苅萱道心の弟子となるのだが
生涯父子の名乗りをすることはなくそのまま修行を続けたとあります
遁世者の気持ちになることはあっても それで出家をするかというと
普通の人は無理だろうね。狐さまも普通の人だから無理しません~ラロロラロレ
画像は道心の話だから香の煙の感じにしてみたよ
天気も気持ちも不安定だけど今週も so lovely💕