誰のための。。な話

春うららな今日この頃。
最近は、私も、伊坂の新作を読んだり、氷室の新譜を聴いたり、ヒョンジュンの昔の映像を観たり（先輩ペンさんからの頂きものです！ありがとうございます！）と、とても良いひと時を過ごしています。

そんな中、今日は、仕事でも、とっても手応えがあった出来事がありました。
昨夜、プチ同窓会で話したことが、今日の出来事とぴったりとハマりました！

今日は、珍しく、がっつりと私が喫茶コーナーで淹れておりました。

立て続けにオーダーが入り、バタバタしていた所に、ブルーのお洋服を着ている女性が一人。
その瞬間、絶対、この方には、ブルーのカップで淹れようと心に誓う（笑）
この方が、最後のオーダーだったので、時間がかかってしまい、『大変お待たせ致しました！』と、出した瞬間！

『わぁ～っ(*゜▽゜*) 私、前からこのカップで飲んでみたかったんです！嬉しい(*^^*)』

( ´ ▽ ` )ノ 良かったぁ！！！

飲まれると、さらに満面の笑顔(*^o^*)

こういう瞬間なんですよね～。
この仕事をやってて良かったって想えるのが。。。
その笑顔を見れたら、ガッツポーズ！！みたいな（笑）

長く淹れていると、お客様より『美味しい！』と言っていただけることはよくあります。
もちろん素直に嬉しいです。
でもね。ここで自惚れる奴は、やっぱりいるんです。
『自分は、上手なんだ！』と‥。

誰のために淹れているのか。

私は、やっぱり、目の前にいる『あなた』のためです。

だから『私が淹れると、こんなに美味しくならない』という方に、私は必ずこう言います。

『そんなことは、絶対にないです。私がお客様の珈琲を飲んだら、絶対に美味しいって想います。誰かのために淹れた珈琲ほど美味しいものはありませんから。』

高校時代、担任に。
『誰の為の体育祭や～っ！！』
と怒られたことを想い出す（ある種目をクラス全員でボイコットした！ちょっとした騒動になったのも懐かしい、お・も・ひ・で（笑））
あの頃は、全く理解出来なかったけど、あの時の担任と同じ位の歳になるにつれて、改めて分かるようになりました。

自分だけではなく、必ずそこには、相手がいるということ。

その相手が笑ってくれたら、それで良いじゃない！
この仕事の意義を再確認した春うららな今日。

そしてまたまた想い出す（笑）
凄い形相の担任の怒鳴り声が、青空に響き渡る。

『お前ら～！！後で全員、体育教官室に来いよ～っ！！』
『誰のためのぉ～！！体育祭や～～っ(♯｀∧´)！！』