週末、関東甲信越地方に大雪が降るという予報だったが、フタを開けてみれば、標高の高い山でも雨。
大寒の時期なのにあの「かぐら」でも雨が降るなんて、聞いたことがない。暖冬、恐るべしなのである。
さて、今回は、友人の三毛ジャガーさん、ruggerさんとシフト調整し、月曜に行くことが既に決定済。
行き先は「苗場」や「尾瀬岩鞍」を候補に挙げていたが、「雨の翌日ならどこも雪質は一緒でしょ!」
という鶴の一声で、近くてリフト券の安い「たんばらスキーパーク」へ変更となった。
三毛ジャガーさんは、何十年か振りに板、ブーツ、ストックを新調して臨むという力の入れよう。
残念ながら雪質も斜度も天気もたいしたことなかったが、初めてのカーヴィングスキーを楽しんでいるようだった。
コース脇の雪はザクザク。圧雪の中斜面だと長い板では物足りないので、いつもとは逆に途中から短い板にスイッチ。
車に戻って、板を取り替えてリフトに乗ったところで、ウェアのポケットが全開で財布がないことに気付く。
嗚呼、久々にやっちまったか!
急いで来た道を戻り、念のため車の中を確認したら、そこに財布が置いてあった。
自分の勘違いでもちろん被害は全くなかったのだが、この一人芝居でどっと疲れが出た。喉も乾いた。
そしたら、休むよね?飲むよね?
食べるよね?
にんにくとまとらーめん1,000円也。美味でボリュームもあるが、猫舌の身にもスープがぬるい。
気を取り直して滑走再開。重い雲が垂れ込め、クワッドリフト降り場付近ではガスも出ている。
「もう帰ってもいい。」というruggerさん。「4時まで全然OK。」という三毛ジャガーさん。
間を取って、15時半まで滑った。やっぱり、話し相手のいるスキーはいいもんだ。