県農政の充実へ農民連が要望

　要望は、①深刻な米価下落問題への対策、②品目横断的対策に対する県の考え、③飼料や農業資材の高騰への対策、④農地制度を守るとりくみ、⑤税金・国保・介護保険などの負担軽減、⑥ふき地、過疎地対策など。
　米価の下落問題では、農民連として、①１００万㌧水準に見合う備蓄米の買い上げること、　備蓄米を主食用として安価で放出するのをやめること、　②ＳＢＳ輸入米の主食用売却を中止すること、　ＭＡ米の在庫を一掃すること、　　③消費者の利益を守るために、輸入米の原産国が識別できるよう表示義務を徹底すること、　④農産物検査法で「異物」とされている「くず米」の混入販売を規制すること　などを求めていることを紹介し、県としての対策を求めました。
　また、地域の地域の実情などを訴えながら、農家の安定的な経営のための価格保障制度の実現、高騰する飼料や農業資材への助成、耕作放棄地をなくすとりくみへの支援などを求めました。