岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

決算特別委員会で土木行政について質疑

2015-01-31 | 県政に関する活動
決算特別委員会(9月29日から11月27日)で議論した内容を順次掲載しています。今回は11月20日におこなった土木部です。

(森脇)
 水島港の整備について、発展は良いことだと思うが、当初の整備計画と現在の到達点などについての現状認識を伺いたい。

(港湾課長)
 水島港港湾計画の主な柱として、水島地区・玉島地区を結ぶ橋梁の整備、コンテナターミナルの機能強化、バルク戦略港湾、港湾運営の民営化があるが、橋梁については平成28年度の完成が見えてきている状況である。コンテナターミナルについては、バース整備やガントリークレーン増設が昨年11月に完成したところである。バルク戦略港湾については、現在、国と制度協議している段階である。民営化については、港湾運営会社に指定した水島港国際物流センター株式会社が本年4月から運営を開始したところである。今後ともソフト、ハード両面から港の強化や背後のコンビナート企業支援を行ってまいりたい。

(森脇)
 整備は着々と進んでいるということだが、過大な目標を持ちすぎているのではないかと思っている。費用対効果という面でどうか。

(港湾課長)
 土地造成については、一度にするのではなく、企業の立地動向を踏まえて必要な部分について整備をしている。また、施設整備については、背後にあるコンビナートの企業活動に必要なものについての整備であり、経済動向や貨物需要等を見極めながら適宜港湾計 溯を変更しながら進めているところである。

(森脇)
 財政が厳しいことを理由に県民向けの施策は引き続き厳しい状況であり、コスト意識を持ってほしい。
 次に、県営住宅について、・高齢化に伴いユニバーサルデザインの取組を進めているが、入居者で高齢になった人が上の階から下の階へ移りたい等の要望を聞く。県営住宅のユニバーサルデザイン化に向けて、計画的に進めているのか。

(土木部次長)                       県営住宅の建替えに当たって、高齢者等に対応したバリアフリー化を進めているほか、長寿命化計画に基づき、手すりの設置や段差の解消、ベランダの手すりを取り替えるなど、高齢者の安全面、福祉面妣配慮した改修を進めている。平成25年度は、山陽団地において高齢者に対応した改修を行っている。

(森脇)
 次に、ふるさとの川リフレツ、シュ事業は今年度で完了となっているが、地元からも喜ばれている事業である。この事業の当初計画や進捗状況、今後の取組について教えてほしい。

(河川課長)
 ふるさとの川リフレヅシュ事業は、平成22年度から今年度までの5ヵ年計画で実施している。一市町村との協働事業であり。残土の処分場確保や伐採木配布の広報等の協力を得て、事業を実施してきたところである。当初5年間で150箇所を予定していたが、現時点で169箇所で実施しており、処分費の削減等により実施箇所を増やすことができた。市町村からの要望も大変多いことから、今後も継続できるよう検討している。


(森脇)
 地域によっては処分場の確保が困難なため事業を断念するところもあったと聞く。場合によっては、県単独で対応するなど自治体の事情にも配慮し、事業は今後も続けてほしい。
 
 次に、後楽園について、後楽園は雨の日も魅力があるが、足元が気になる。雨対策を実施していると思うが、どういった対策をとっているのか。

(都市計画課長)
 園路は土であるため。降雨等により段差やゆるみができたところは、その都度土を入れ固める等の対策を行っている。特別名勝という文化財であるため、舗装などの手法で本質的な価値を変えるようなことはできないが、地道な対策を行い、気持ちよく散策できるように努力している。

(森脇)
 全体としてよく整備されていると感じているが、1か所、正面入口から入って左手のお茶屋さんの前の辺りに、雨が降るとぬかるむところがあって気になっている。外国人など1度きりしか訪問できない人もいるので、しっかり対策をしてほしい。

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