
これまでも指摘してきましたが、知事提案の議案のうち来年度予算には、「学力向上」テスト、テストで子どもと学校を競争にあおりたてる問題、教育とはいえないニンジンぶら下げ方式の「頑張る学校応援事業」、不登校数の削減目標の達成をめざす「登校支援員」配置、非行防止に名を借りて力ずくで押さえつけかねない「学校警察連携室」の設置など、教育に関する大きな問題がいくつも含まれていました。議会での議論によって問題が正されたのならまだしも、修正とみられる答弁はまったくありませんでした。
また、議案には、消費税の増税を県民におしつける施設利用料の改訂、高齢化や困難事例が増える中で「民生委員を増やしてほしい」という声が各地であがっているにも関わらず、それを反映せずに従来通りの定数にとどめようとする条例、過大な港湾整備や工業団地の造成をすすめる条例、高校無償化に所得制限を導入する条例などが含まれていました。
日本共産党は問題ある条例に反対の態度を表明しました(くわしくは反対討論をご覧ください)
が、他の会派はすべて賛成でした。
議員発議では、「がん対策推進条例」が全会一致で可決されました。またウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める国への意見書、「手話言語法(仮称)」制定を求める国への意見書も全会一致で可決されました。
議員報酬については、期末手当(ボーナス)を除く部分の5%カットが提案され、可決されました。議会運営委員会からの提案ですが、元は自民党、民主県民クラブ、公明党が提案していたものです。私たち日本共産党と県民・緑は、「少なくとも10%削減を継続するべきだ」という考えから、これに反対しました。
政務活動費の全領収書公表の条例案を、民主県民クラブ、公明党、県民・緑とともに提案しました。今議会でも、公表を拒み続ける自民党の多数によって否決されました。政務活動費の領収書公表に「1万円以上」という条件をつけ、全領収書を公表していない県は岡山県だけとなっています。
議員定数については、勝田郡選挙区を津山市・苫田郡選挙区に合区(定数1減)し、他の選挙区については現状を維持する自民党案が、自民党議員のみの賛成で可決されました。
また、議案には、消費税の増税を県民におしつける施設利用料の改訂、高齢化や困難事例が増える中で「民生委員を増やしてほしい」という声が各地であがっているにも関わらず、それを反映せずに従来通りの定数にとどめようとする条例、過大な港湾整備や工業団地の造成をすすめる条例、高校無償化に所得制限を導入する条例などが含まれていました。
日本共産党は問題ある条例に反対の態度を表明しました(くわしくは反対討論をご覧ください)
が、他の会派はすべて賛成でした。
議員発議では、「がん対策推進条例」が全会一致で可決されました。またウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める国への意見書、「手話言語法(仮称)」制定を求める国への意見書も全会一致で可決されました。
議員報酬については、期末手当(ボーナス)を除く部分の5%カットが提案され、可決されました。議会運営委員会からの提案ですが、元は自民党、民主県民クラブ、公明党が提案していたものです。私たち日本共産党と県民・緑は、「少なくとも10%削減を継続するべきだ」という考えから、これに反対しました。
政務活動費の全領収書公表の条例案を、民主県民クラブ、公明党、県民・緑とともに提案しました。今議会でも、公表を拒み続ける自民党の多数によって否決されました。政務活動費の領収書公表に「1万円以上」という条件をつけ、全領収書を公表していない県は岡山県だけとなっています。
議員定数については、勝田郡選挙区を津山市・苫田郡選挙区に合区(定数1減)し、他の選挙区については現状を維持する自民党案が、自民党議員のみの賛成で可決されました。