岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

高校生・青年の就修学・進路の保障を

2014-08-27 | 教育・子育て充実のとりくみ
 「すべての子どもたちにゆきとでいた教育を保障し、高校生・青年の就修学・進路の保障などを求める」県教育委員会および労政雇用対策課との懇談は、教職員組合共同闘争推進連絡会中国ブロック協議会が要請したもので、岡山県からは「働くルールを確立し、就職保障と人権を守る連絡会」「おかやま教育文化センター」「高等学校教職員組合」「ゆきとどいた教育を求める岡山教職員の会」「岡山県労働組合会議」の代表らが参加しました。
 この前日、全国学力・学習状況調査の結果が報道され、1つの大きな話題になりました。参加者らは、「当初から心配していたとおり、点数の競い合いに注目が集まっている」「学力テストでよい点をとるための対策が中心になっている」「『子どもの弱点を克服し送り出す』と言うが、残る2学期で十分な対応ができるのか」「学校ごとの公表は市町村教育委員会まかせにせずに、県教育委員会で順位付けにつながる公表はしないようきちんと言うべきだ」「子どもたちが学ぶ喜びを知り、学習意欲がもてるような指導を重視するべきだ」などの意見を述べ、全国学力テストの中止を求めました。



 高等学校授業料の無償化について、所得制限をなくすよう国に意見を述べて欲しいとの要請に対し、県教育委員会は「低所得の方々には給付金制度をつくるなどさらなる支援策を実施している」と述べました。参加者らは「低所得者への支援のために、高所得者に負担を求めているような国は他にはない」「先進国で高校において授業料をとっている国はほとんどない」「教育は、すべての生徒に保障された権利だ」などと述べ、所得制限をなくすよう訴えました。また、返済不要の給付制奨学金制度を、高校・専修学校、大学・短大も含めて創設するよう求めました。
 ワーキングプア、ブラック企業などが社会問題となるなか、働く権利を保障するルールを確立させるとともに、社会に出る高校生や大学生等に労働法、労働者の権利を知ってもらうとりくみを求めました。
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