今回は大きな柱となる部分について質問しました。
①35人学級の拡大について ②再来年度から中1全員を対象に県独自で実施しようとしている学力テストについて ③特別支援学級の設置について
(私)①知事は知事選挙で35人学級の拡充を公約しているが、今年度の拡大はなかった。来年度も予定がないのか。
(課長)中学校、小6、小5と実施してきたが、来年度からは習熟度別授業に力を入れたい。
(私)これまで少人数学級か少人数授業かを選択して実施してきた。習熟度別は少人数授業のひとつだが、成績で分けるか任意に分けるか、似て非なるものではないのか。
(課長)全国的な傾向として習熟度別が学力向上につながると言われており、岡山でもそこに力をいれる。
(私)できるクラス、できないクラスなどに分けることが教育上良いとは思わない。学力とは成績だけではかれるものではなく、学ぶ喜び、学ぶ意欲を引き出すことが必要だ。小4、小3・・・と少人数学級の実施を強く求める。
(私)②中1全員を対象にテストを実施する意味、ねらいを説明してほしい。
(課長)国の学力テストは抽出方式となり、これでは全員に結果が返らない。全員に結果を返すことと、小学校での学力を調査し中学校の授業に生かすことがねらい。
(私)統計をとるのであれば抽出で十分と国は判断したものを、わざわざ全校でする必要性は理解できない。小学校の学力は、学校単位、教科単位で従来からテストが実施されておりそれで十分。全県統一のテスト結果を返してもらって、できる子は良いかもしれないが、できない子は中学校の入り口で「あなたはできない子です」と烙印を押されるようなものだ。点数で競い合わせるやり方は子どもを苦しめるだけで、やめるべきだ。来年度はテスト問題、解析方法などを検討するとしているが、試験の必要性についても再度検討してほしい。
(私)③特別支援学級の設置について昨年も質問したが、来年度は市教委の申請を却下するようなことのないようにしてもらいたいと考えるが、どのような検討をしているか。
(課長)予算増を要求している。市教委の申請にもとづいて、総合的に判断する。
(私)予算のどの部分に反映されているのか。
(課長)県費負担の教員定数を増やす計画だ。
(私)定員増は、各種の加配であって、特別支援学級に配属される保障はない。来年度は今年度に起こったような市教委や障害児の父母を困らせるようなことはしないと、はっきりさせてほしい。
(課長)総合的に判断する。同じようなことが起こるかどうかはわからない。今申請をあげてもらっているところでこれからの検討になる。
(私)これからの検討であれば、申請に基づいて教員を増やすべきだ。市教委は必要な手続きを経て、子どもにとって必要と判断して申請するのだから。子どもがきちんと希望する学校に入れるようにしてもらいたい。
ざっとこのようなやりとりだったでしょうか。引き続きがんばります!。
①35人学級の拡大について ②再来年度から中1全員を対象に県独自で実施しようとしている学力テストについて ③特別支援学級の設置について
(私)①知事は知事選挙で35人学級の拡充を公約しているが、今年度の拡大はなかった。来年度も予定がないのか。
(課長)中学校、小6、小5と実施してきたが、来年度からは習熟度別授業に力を入れたい。
(私)これまで少人数学級か少人数授業かを選択して実施してきた。習熟度別は少人数授業のひとつだが、成績で分けるか任意に分けるか、似て非なるものではないのか。
(課長)全国的な傾向として習熟度別が学力向上につながると言われており、岡山でもそこに力をいれる。
(私)できるクラス、できないクラスなどに分けることが教育上良いとは思わない。学力とは成績だけではかれるものではなく、学ぶ喜び、学ぶ意欲を引き出すことが必要だ。小4、小3・・・と少人数学級の実施を強く求める。
(私)②中1全員を対象にテストを実施する意味、ねらいを説明してほしい。
(課長)国の学力テストは抽出方式となり、これでは全員に結果が返らない。全員に結果を返すことと、小学校での学力を調査し中学校の授業に生かすことがねらい。
(私)統計をとるのであれば抽出で十分と国は判断したものを、わざわざ全校でする必要性は理解できない。小学校の学力は、学校単位、教科単位で従来からテストが実施されておりそれで十分。全県統一のテスト結果を返してもらって、できる子は良いかもしれないが、できない子は中学校の入り口で「あなたはできない子です」と烙印を押されるようなものだ。点数で競い合わせるやり方は子どもを苦しめるだけで、やめるべきだ。来年度はテスト問題、解析方法などを検討するとしているが、試験の必要性についても再度検討してほしい。
(私)③特別支援学級の設置について昨年も質問したが、来年度は市教委の申請を却下するようなことのないようにしてもらいたいと考えるが、どのような検討をしているか。
(課長)予算増を要求している。市教委の申請にもとづいて、総合的に判断する。
(私)予算のどの部分に反映されているのか。
(課長)県費負担の教員定数を増やす計画だ。
(私)定員増は、各種の加配であって、特別支援学級に配属される保障はない。来年度は今年度に起こったような市教委や障害児の父母を困らせるようなことはしないと、はっきりさせてほしい。
(課長)総合的に判断する。同じようなことが起こるかどうかはわからない。今申請をあげてもらっているところでこれからの検討になる。
(私)これからの検討であれば、申請に基づいて教員を増やすべきだ。市教委は必要な手続きを経て、子どもにとって必要と判断して申請するのだから。子どもがきちんと希望する学校に入れるようにしてもらいたい。
ざっとこのようなやりとりだったでしょうか。引き続きがんばります!。