県が突如発表した「財政危機宣言」に県民の不安と怒り、批判の声が寄せられています。「これまでの行革は何だったのか」「知事の責任をきびしく問うべき」「県民や市町村にしわ寄せを押し付けるのは言語道断」等々・・・。
岡山県ではこれまで3次にわたる行財政改革にとりくんできました。保健福祉や教育の独自施策は次々抑えられ、職員給与も独自カットが続いています。この間、「県税の増収など改善傾向にある」としていたのに、一転「財政危機だ」と言うわけですから県民の批判、怒りも当然と言わなければなりません。
石井知事は「『三位一体の改革』による04年度の『交付税ショック』によって岡山県の交付税は約300億円も減った。その差が収支不足となって県財政に影を落としている」と説明しました。他の自治体は財源調整用の基金を取り崩しながらやりくりしていますが、「岡山県の場合、その基金も底をついている」ことも、今回の危機宣言の大きな原因のようです。
今後、「県民が主人公」の立場でしっかりした議論をしたいと思います。同時に県民に負担を押し付けさせない世論と運動も必要です。
岡山県ではこれまで3次にわたる行財政改革にとりくんできました。保健福祉や教育の独自施策は次々抑えられ、職員給与も独自カットが続いています。この間、「県税の増収など改善傾向にある」としていたのに、一転「財政危機だ」と言うわけですから県民の批判、怒りも当然と言わなければなりません。
石井知事は「『三位一体の改革』による04年度の『交付税ショック』によって岡山県の交付税は約300億円も減った。その差が収支不足となって県財政に影を落としている」と説明しました。他の自治体は財源調整用の基金を取り崩しながらやりくりしていますが、「岡山県の場合、その基金も底をついている」ことも、今回の危機宣言の大きな原因のようです。
今後、「県民が主人公」の立場でしっかりした議論をしたいと思います。同時に県民に負担を押し付けさせない世論と運動も必要です。