奈良県の御杖村から三重県津市美杉町の方につづきます伊勢本街道沿いに有名な桜の名所
「三多気の桜」があります。古木のヤマザクラなど街道の両脇につづいています。
それを見ながら街道を上っていき、真福院まで行き、そこからその後ろにあります
大洞山(おおぼらやま、雌岳985m、雄岳1013m)を登り、東海自然歩道になっています
苔むした石畳の道など周遊して来ました。10kmあまり。
大洞山は三多気側から見ると、尖った一つの山のように見えますが、向こう側に雄岳があり、少し下りまた登ります。雌岳への登りは石で階段が作られていますが、かなりの急勾配が続いていました。
最後の写真が三多気から見た大洞山(雌岳)です。
棚田と言われる田植え前の水田や古民家、茶畑などと桜の景色です。
この時期、朝早くには水面に桜が映り込んだ景色が見られます。
※写真のクリックで大きな画像表示になります。
この真福院の山門は新しいですが、このお寺の創建は白鳳時代でかなり古いです。
この木々の後ろにあったケヤキの木は更に大きい。 幹周り6.1mで樹齢千年以上らしいです。
写真を撮ろうとしましたが、上まで入りませんでした。
真福院の中にあった垂れ桜の木。
大洞山雌岳山頂からの展望。左奥に小さく見えるのが高見山、その右が御杖村の三峰山、
その右が曽爾の倶留尊山です。高見山はもう少し大きく見えました。
東海自然歩道になっている道で趣があるのですが、一部崩れている箇所があります。
倉骨峠付近から入りましたが、そこには、通れないと一応標識が出ていました。
今回はカラカラでしたが、雨天時は滑り安いような気がします。
大峯の山でも見かけるコバイケイソウだと思います。この山の斜面は大小の岩がゴロゴロしていてその岩にも苔が一面です。
大洞山からの帰りにまた真福院まで戻ってきました。ミツバツツジが鮮やかでした。
三多気から見える大洞山(雌岳)です。