雪山歩きの続きです。
雪国の人にはやっかいな雪で見慣れた景色だと思うのですが、
雪が積もるのも数回あるかないかという所に住んでいますと、雪と
氷の世界に稟とした雰囲気を感じます。
今回の東吉野村の台高山脈の1300mから1450m位の所は
1月半ば以降は雪も深くなるし、気温も更に厳しくなり怖い思いを
したこともあり、車で近づけるこの時期に行ってみました。
前夜が曇りだったためか凍結している所もなく安全に上れました。
1350m位の明神平から1450m位の水無山(北側)と明神岳
(南側)まで歩きました。
水無山は厳寒期にものすごくよかった印象だったのですが、天気が
よすぎて景色としては見る所なしでした。アイゼンだけでは膝まで
埋まりながら登りました。誰も歩いていない木々の間を歩いていますと
同じような景色で方角も分からなくなります。
南側の明神岳へ上る道も全然寒くはなくブナ林の木々の幹についた氷も
融け始めていました。こちらは何人か通られた跡がありまあまあの景色。
欲を言えば、青空を背景にして樹氷がもっときれいなはずだったような
気がするのですが・・・ 2時間ぐらい早ければ。
今年も残り少なくなってきました。
最近は、真冬の天候の日が多く、雹が降ったり、雷の音も聞こえる荒れ模様の日もあります。
先日たまたま快晴の予報を得て、東吉野の明神平へ行ってきました。
穏やかな日で雲を探すのが難しいくらいの青空でした。
さすがに寒風が吹きすさぶ明神平付近でもこの日は、高木の枝についた氷の粒の雨と
言いますか雪の固まりも落ちてくるような道中でした。
登っていく途中の道中は日陰なこともあり木々の幹や枝には氷が一面でした。
不思議なことにこれらの写真のように青っぽい景色で、何らかの物理的現象だろうと
思いながら歩いていました。青空の光が来ているのでしょうか。
ただただ、そのあたりの景色を撮っただけというような写真です。
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