今日は雪山としては最後の山行きになるだろう、やはり雪の多い所と、東吉野の明神平から薊岳(1409m)まで歩いてきました。
快晴の予報どおり午前中青空には恵まれましたが、木々についた樹氷が融けかけ雪吹雪のようになっていました。気温が高めで雪が凍り付いてアイゼンが滑るというような心配は要りませんでした。アイゼンがうまく雪に食い込みますので、明神滝の横を登っていったり、登山道通りに登らずに急斜面を登ったりも出来ました。
明神平では青空の元、付近の木々の樹氷が輝いてきれいでした。そこから前山の下に広がるスロープを登りました。少しはスノーシューの跡がありましたが、広々としてこの雪の季節お気に入りの場所です。
そこから薊岳にかけての尾根は雪が深く膝まで沈んでしまうこともありました。行きはコースを選ぶのに気を使いました。 ブナの古木が続く尾根道から、それらの木々の間から付近の台高の山並みや大普賢岳、弥山、八経ヶ岳など大峰の山並みもよく見えていました。穏やかに登ったり下りたりを繰り返し、最後に急坂を登ったところが山頂でした。その手前にありました木の幹の下の雪のすき間を見てびっくり。1mほどあるようでした。
薊岳山頂の展望は申し分ありませんでした。水無山や明神平、歩いてきました前山からの尾根もよくわかりました。 もう少し写真を撮りたかったのですが、そのときに電池切れになってしまいました。天気もよくそこでゆっくりしました。山頂をずっと独り(二人)占め。寒い場合だとそうは行かなかったと思います。
林道終点の駐車場出発は8:30前、明神平で少し休憩し、薊岳着が1時、出発が1:30、駐車場帰着が4時過ぎでした。かなり歩いた方です。今日は日曜日でしたが薊岳付近で出会ったのは三人だけでした。