足跡が・・・・・
足跡が二人分、まったく違う方向から段々と近づいてくる。
そして、ある日同じ場所に二人分の足跡が向かい合っている。
その二人分の足跡は、行ったり来たりしながら、ときおり少し離れながらも、やがて同じ方向を向き、寄り添うようになっていく。
真っ直ぐの道を二人の足跡は続いて行く。
でも、ときおり曲がり路、坂道、砂利道、ぬかるんだ道などがあるが、それでもそのふたり分の足跡は寄り添いながら続いて行く。
やがて、一人分の足跡が遅れ始める。段々と足取りが重くなっていく。
もう一人分の足跡が、その周りをぐるぐる回り、あちこちの方向に少し行っては、また元の場所に戻ってくる。
そしてとうとう、一人分の足跡はもうまったく新しい足跡をつけなくなった。
もう一人の足跡は、やはりその場を小さくぐるぐる回り、動いてはいるようだが、先には進まない。
もう新しく増えなくなった足跡の周囲を、いつまでもよろけながらもう一人の足跡が同じ場所に増えて行くだけ。
まだ動いている足跡は、少し先に進もうとするが、半歩行っては増えなくなった足跡の元へまた戻ってくる。
足跡の周囲には、濡れたような跡も頻繁に見える。
うずくまっているような跡もある。
引き摺って歩いたような跡もある。
道はまだ続いている。
でも辛うじてまだ動いている足跡は、増えなくなった一人分の足跡の周囲から離れることはない。
いつまでもいつまでもほぼ同じ場所で、そこで立ちすくんでいるような、地団太を踏んでいるような跡が増えていくだけ。
祥一郎と私のつけてきた人生の足跡は、空から見たらこう見えるのかもしれない。
祥一郎・・・
そこからはお前と私がつけた人生の足跡は、どう見えるんだい?
おっちゃんは、これからどの方向に、どの道に足跡をつけていったらいいんだろう・・・・・・・。
東京出身の方ではないのですか?
お近くだったら、キムチ漬けてるので、
持って行かせて頂くのにね。。
元気出して下さいね。と気軽には言えませんけど・・
けいさんのブログのファンがいますよ!
東京出身、現在在住ですよ。
在日の方ですか?応援有り難うございます。
これからもよろしくお願いします。