マクロ経済スライドで年金は減る
ねんきん定期便を見ていると、保険料納付累計額は増えたのに受取見込額が少し減ったこともあった。積立方式ではなく賦課方式が"基本"だからおかしくはない。マクロ経済スライドによって保険料負担とのバランス等で給付額を調整するため今後も目減りするのは確実だ。今まで以上に自助努力が必要で、だからこそiDecoやNISAなど色々な制度が整えられている。
公的年金に関しては、厚労省が頑張って「いっしょに検証!公的年金」というページを作っているので、時間があるときに一通り読んでみるとよいと思う。マクロ経済スライドの説明もある。マンガを使って0話から12話まである力作だ。ただし、厚労省のスタンスで書いてあるので、楽観的な印象を与えるようになっている点は注意した方がいい。
出所:いっしょに検証!公的年金 https://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/
前にも書いた通り、公的年金だけで足りるなんてことはないし、このページの前提もそうではない。端的に言えば、制度としては安心ということだ。内容は一緒だが、「マンガで読む公的年金」というpdfもある。
あおり報道に惑わされず情報収集
8月末に公的年金の財政検証結果が報告され、またぞろ不安をあおるような報道も多いが、実際は以前から大して変わっていない。賦課方式が基本だし、積立金が運用で増減するのも当たり前だ。
以下の記事辺りを読むとよいと思う。
以下の記事辺りを読むとよいと思う。
政権批判したいだけの一部マスコミや野党の宣伝に惑わされない方がいい。正しく情報収集して、自分ができることをやっていけばいいだけだ。それしかできないとも言えるけど。
せっかく意識が高まったのに、不安や不平だけで終わるのはもったいない。
せっかく意識が高まったのに、不安や不平だけで終わるのはもったいない。