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猫文学研究 ー猫の恩返し編ーPart7

2016-11-12 17:33:31 | 猫の恩返し
Amazonで「猫の恩返し ガイドブック」(徳間書店)を買いましたニャー。


来週の「金曜ロードショー」で「猫の恩返し」が放送されるので、
「猫の恩返し」を何十倍も楽しんでもらおうと
ブログの「カテゴリー 猫の恩返し」はもちろん、
今回は、この本で新たに分かったことを書いていきますニャ。


バロンはアビシニアン系、
ムタは雑種、
猫王はペルシャ系、
ルーンはロシアンブルー系、
ナトリはシャム×アンゴラ系、
ナトルはスコティッシュフォールド系。



ここから、ルーンの母親もロシアンブルー系だと考えられますニャー。


ムタが読んでいた新聞は、「小全井新聞」。


おそらく、スタジオジブリがある東小金井のもじりかと、、、、、


ハルの母はシングルマザー。

ハルの父に関する記述がある資料が無く、母がシングルマザーニャのかどうかすら無かったのですが、

『キャラクターの巻』より
「夫とは離婚か死別か不明だが、パッチワークの仕事をしながら女手ひとつでハルを養っている。」

と書かれているので、シングルマザーであることが確定しましたニャー。


ハルが朝、野良猫に追いかけられていたのは、マタタビの匂いが付けられていたため。


親友のヒロミと一緒に歩いていたチカが「マタタビでも持っているんでしょう?」と言っていましたが、
恩返しの目録にマタタビの絵(一番下の真ん中)が描かれていて、

「猫の恩返し ガイドブック」にも書かれていますニャー。


猫の国の家のモデルは、猫つぐら。


これの事ですニャ。



猫王が二匹の芸人猫を城の外に投げ捨てたのは、死刑執行のため。



理由は「猫王の機嫌を損ねた」ため。


でも、二匹とも無事ニャンですけどね。


ここからは、資料に書かれていたことではニャく、あくまでも僕の推測ニャンですが、


映画版「猫の恩返し」には、映画版「耳をすませば」の月島雫の実体験が描かれているニャ。
以前の記事で、『「猫の恩返し」は、「耳をすませば」の月島雫が書いた』と書きましたが、
まず、「耳をすませば」の雫は、


大きな猫(ムーン)を追いかけて、


とあるロータリーに出て、


猫の置物(バロン)を見つけ、


その目が、日光に当たって光っている

で、「猫の恩返し」のハルは、


大きな猫(ムーン)を追いかけて、


ロータリーに似た場所に出て、


猫の置物(バロン)を見つけ、


その目が、日光に当たって光っている

と、ほとんど一致していますニャー。

おそらく、「耳をすませば」を見たことがある人は、『「耳をすませば」のオマージュ』だと思ったかもしれませんが、
『「猫の恩返し」は、「耳をすませば」の月島雫が書いた』からすると、映画版「猫の恩返し」には、映画版「耳をすませば」の月島雫の実体験が描かれていると考えた方が自然だと思いますニャー。

(ちニャみに、それぞれの原作では映画版とは内容が少し違っていますニャ)


また、僕は『「猫の恩返し」は、「耳をすませば」の月島雫が書いた』と考えていますが、
仮に「耳をすませば」と「猫の恩返し」は同一世界と考えると、また面白い見方が出来ますニャ。

それは、「猫の恩返し ガイドブック」の『キャラクターの巻』のバロンの欄で、

人間世界では「地球屋」という骨董屋に飾られた人形の姿を借りているが、じつは異世界で起こる不思議な問題を解決する猫の事務所「地球屋」の主。

と書かれていますニャー。

つまり、



この二つの「地球屋」は、外見は少し違いますが、同一のもので、同じ場所にあると考えられるんですニャー。

さらに、映画版「猫の恩返し」のハルとバロンとの別れのシーンで、バロンが、

「もしハルが本当に私達を必要としたなら、きっとまた猫の事務所の扉は開くだろう。」

と言っていることから、普通に行くと「耳をすませば」の「地球屋」で、異世界から行くと「猫の恩返し」の「地球屋」に行けるということにニャりますニャー。


まあ、どう考えるか人それぞれニャので、色んニャ見方をしてみるのも楽しいということですニャー。


そうそう、来週の「金曜ロードショー」では、「猫の恩返し」と同時上映された「ギブリーズ episode2」が、
14年経ってようやく放送ですニャ。
よくまあ、14年間も放送されませんでしたニャー、、、、、


ちニャみに、ニャぜ「episode2」かというと、
放映された2002年7月より前の2000年4月に、日本テレビの特番で「ギブリーズ」が放送されたためですニャー。
コメント (2)
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