朝4時過ぎに車が駐車場に来た。
どうやら釣りに来たようである。
夜明けも徐々に遅くなり、5時近くに明るくなった。
カップ麺を食べ、コーヒーを飲んでからテントを畳む。
トイレに行ったが水洗の綺麗なトイレだった。
ついでにしのび岬遊歩道を歩く。
それほど凄い景色ではなかった。
歩くだけで汗ばんでくる。
北に向かう。
曇り空で今一の天気で海も鉛色だ。
先ずは湯とぴあ臼別に行く。
自転車と車で何度か行っているが久し振りだ。
今日は誰も居ない。
熱めの浴槽に体を沈めると別世界だ。
さっぱりしてまた走る。
瀬棚の町に入る。
ここでの有名人は荻野吟子だ。
日本の女医第一号だ。
当時は女子が医師になると言う道はなかった。
医師は男子のみであった。
そこを自分で切り開いて、女医になった。
彼女の本も読んだが相当の努力だった。
合格したが、夫がキリスト教で、北海道の開拓をすると言うことで、瀬棚神岡に入植した。
そのあとを追って彼女も瀬棚に来た。
病院を開き地域に貢献したのである。
を開業した。
瀬棚を少し過ぎれば、漁師の直売所がある。
以前来たときにカレイの唐揚げが美味しかったので、入ってみたら無かった。
有ったのはホッケ3枚が入ったみりん漬け。
普段は1袋400円が3袋500円だった。
これは買わなくちゃ。
熊石に入った。
関内漁港がある。
箱館戦争で土方歳三隊に追われた松前徳広が、逃げ延びこの関内から青森に逃げた。
たまたま冬囲いしていない船が一艘あった。
青森に着き弘前に送られたが、一週間後に肺結核で亡くなった。
今では立派な漁港になっている。
弁慶岬に着いた。
この日本海側のコースはトンネルが多い。
いくつかのトンネルを出る時にエンジンが吹け上がらなくなった。
何故だろう??
ようやく分かった。
トンネルを出る時ライトを消すのを、チョークレバーを間違って引いたのだ。
ライトのスイッチは上にあり、チョークは下にある。
チョークレバーを戻したらカブ快調‼️
寿都まで行ってから国道5号線の長万部に出る。
そこから八雲さらんべ公園に着いた。
214km走った。
たった50ccのエンジンで良く走るな。