江川鴨島公園を5時に起きてテントを畳む。
昨日華やかに点灯していた提灯は電気が消えていた。
朝一番に第11番札所の藤井寺に行く。
2004年のお遍路の時を思い出そうとしているが、このお寺は記憶が薄れている。
戻って江川湧水源に行く。
立派な休憩場や説明板がある。
吉野川の堤防を作った際、水が堤防の下からこの湧水源に繋がったそうだ。
その水は6ヶ月かけて砂の中を通ってろ過されて出てくる。
水の温度は冬は20度、夏は10度と言う。
行って見たら水は少し貯まっているだけだった。
おかしいな。
日本の水100選に選ばれているそうだが、返上はしないのかな。
戻って休憩所で休んでいた。
ここの休憩所は小上がりになっていて1泊なら宿泊して良いそうだ。
こんなのは始めてみた。
トイレ、水もあり文句なしに良い。
おばちゃんがやって来て湧水群に降りていく。
中々戻って来ない。
水が無い筈なのに。
行って見たら海老を採っていた。
良く見ないと分からない位の小さな海老だ。
子供が飼っているメダカの餌にするそうだ。
湧水源の穴を教えて貰った。
勿論水は出ていない。
麻植塚の佐藤さんご夫妻の家に行く。
福島に住んでいたが、御主人の退職を機に御主人の実家に引っ越す事になった。
古い古民家でその家をリホームして、人を泊めたり、ギャラリーにしたりするそうだ。
桁などは大きく、柱も太い。
味のある古民家だが、古い家のため新築以上に費用も掛かったようだ。
主な所は大工さんが工事して、残りの部分はご夫婦で工事をしている。
今はリフォームの真っ最中で、まだまだこれからという状態に見えたが5月1日の新元号、令和に合わせてオープンするそうだ。
名前は「風の庵」(かぜのいおり)
出来たらお互いに旅人を紹介し合おうとなった。
また良い場所が見つかった。
今日の宿泊場所の田の浦野営場に向かう。
途中でままチャリのお父さんを追い越したら信号で追い付かれ、何処から来たのと聞かれたので、函館と答えたら昨年バイクで北海道を一周したそうで、暫く話した。
道は吉野川の堰堤を走る。
大きな川を見ながら走るのは気持ちが良い。
途中に沈下橋もあった。
無料の田の浦野営場に着く。
芝生が綺麗で最高だ。