2023年のアニメ映画。
『あらすじ』
シングルマザー家庭の少女アマンダは、空想の友達「ラジャー」と遊ぶようになっていた。
空想の友達を食べる男バンティングが、2人を見つけたことでラジャーは狙われることになってしまう。
■以下、見終えて思ったこと。
・「イマジナリ」は子供が創造した「空想の友達」大人には見えない存在。
・「イマジナリ」の描き方には疑問が残る。
・アニメーションとしての「絵」と「演出」は良いと思う。
・タイトルの『屋根裏』は作品として生かされていない。
・子供に見て欲しいというスタンスの作りだが、子供のために作られた脚本・物語ではない。
・情報は多いが物語として整理されてない。
・世界観の設定・ルールが分かりづらい(大人でも混乱するかも)
・少年ラジャーの呼び名が途中で「ラッジ」に変わる意味は無い。
・家族関係は序盤で明確に描くべきだった(徐々に開示する演出の失敗)
スタジオポノックには『アニメ映画製作で頑張って欲しいと思う』けど、これは脚本に問題が大きすぎた感。