2016年のアニメ映画。
海に囲まれた島に住む少女モアナは、島を救うために女神テ・フィティの心を返しに行く。
イマイチな映画だった。
少女の活躍と原住民族を描きたいだけ。
それ以外、何も作品から感じられない。
テーマも何も思い浮かばず、キャラクターが騒いでる姿を見てるだけみたいな。
故郷の島での話は問題ないが、島を出た後は脚本として「目的」が感じられない。
各事件が起きるまでの描きが甘い。
旅の途中で半神の男に出会いました、海賊に出会いました、巨大カニに出会いました等。
いきなり唐突に登場する「キャラクター達」との出会いは、まるでテレビゲーム的。
出会うまでの物語が弱く、話飛んでないか?と違和感を感じてしまった。
海を船で旅をするため「周りは海という状況」によりドラマが作りずらかったのかもしれないが・・・。
子豚のプアとは旅しないの?
序盤で描かれる島では、子豚「プア」とニワトリ「ヘイヘイ」が出て来る。
当然、プアとヘイヘイの2匹と旅をするものだと思っていた
しかし、プアは島に残り、ヘイヘイと旅をすることになる。
プアというキャラは、一体何だったのだろうか?
というか意味が分からない、なぜプアも旅に参加させなかった?
プアは使い捨てのキャラクターだったのだろうか?
ということで、イマイチな映画だった。