政治、経済、福祉について以前のこと、これからのことを
書いていきます。
私のblog幸福の芽みろくに書いてきた内容は、幸福の科学が立党して
2009年8月第45回衆議院議員総選挙で大敗、その時自民党から民主党に
政権交代した頃から書いてきたものです。
当時高齢化が進み、団塊の世代が定年を迎え、財政面で社会保障費の
捻出が難しくなるという自民党と、なんとか捻出できるのではないかと
いう民主党でした。政権交代しましたが結局見通しが立たなかったと
思います。また民主党は日本で起きて大災害となった東日本大震災の
対応に立ち向かいました。
2012年第46回衆議院選において自民党が政権奪還しました。
先日安倍元首相の一周忌法要が営まれ、菅元首相の挨拶で
「私が安倍さんに首相になってほしいと頼みに行った」と話を
していました。このときに思い出したことがありました。
当時、日本で首相を2度務める人はいないと言われて話にも出て
いなかったとき、私はnet上で安倍元首相に2度目を勧めていました。
今、このような形で逝去されると宗教とはとても大切なもので
ありながら、一方でこのような形で命を奪うものでもあることを
感じています。
自民党安倍元首相は「デフレ脱却、アベノミクス」を提唱していました。
ある部分では賛同でき、ある部分では違うと思いました。
福祉は2度の政権交代を機に国民の社会保障の認識を変化させていました。
2009年からその後、今後の財政の見通しは暗いものでしたがまだ経済、
社会福祉とも何とか安定を保っていました。
その時期に幸福の芽みろくのblogを通し、宗教を中心に社会、政治、
経済、経営、福祉と様々な提言をしてきました。
まだ希望が描けた時代であったと思います。
しかし、幸福の芽みろく2の後半には、これからは時代は悪い方向へ
向かっていくことを書いています。
そして今年1月に第3章の幕開けとして幸福の芽みろく3を書き始めました。
最初にblogについて福祉関係者は読まないでよいと書きました。
少し福祉について書いていきます。私のblogにも書いている経営の神様と
言われるMr.Druckerですが、その書籍に出てくる双葉、幸福の芽は
双葉だと書いています。
幸福の芽蓮みろく3の2023年1月29日の記事、「Two blades of grass」
には「マネジメントは不可欠
経済の一方だけでなく、経済と福祉の2つの葉を持ち、社会を見ていく、
そういうマネジメントが大切である。いつでも良質のマネジメントが
説かれるのは社会が成長、発展している時である。もし、その社会や
世界が戦争、災害、環境変化によって大きな変化が起きた時、
変わらざるを得ないものが生じてしまう。」と書きました。
経営に必要な「ヒト、モノ、カネ」について「経済」と「福祉」という
双葉が必要、国家を維持し発展していくには双葉が必要です。現代では
当たり前と言うでしょうか。
歴史を見ると人は信仰や自然と共に安定の地において穏やかに
過ごしていた、あるいは求めて戦っていました。
産業革命で人は急速な技術、エネルギーの進歩に伴い、労働者を
求めました。
しかし労働者は肉体を持ち、心を持つ人間、家族を持つ人間である。
企業がその利益を求めていく中で労働者である「ヒト」の福祉が
必要となりました。宗教や村における互助ではなく、経済と福祉と
いう双葉が必要になりました。
Mr.Druckerは企業経営のために経済と福祉という双葉が必要であると
いう意味でこの双葉ということばに残しています。
双葉の考え方は先に経済があったのです。経済が成り立つために
福祉が考えられた。経済人はどのように言われるでしょうか。
人口問題が大きい日本は悪化すれば経済情勢や福祉も低迷する
ことになります。現在の福祉の形が崩れざるを得ない。日本の
国民皆年金、皆保険制度の充実がすばらしいといわれていた時代が
崩れようとしています。
時代が大きく変化するときがきました。時代は悪い方向へ向かって
いきます。経営面からみたら情勢や社会の変化を読んでいくことが
重要になる時代です。Mr.Druckerのことばを借りたならば
「すでに起こった未来を探す」時代、そして予期せぬできごとに
対応していくことになります。
幸福の芽蓮みろく3-未来へのパラダイムシフト
それは幸福の芽1と2のパラダイムと違い、安定の社会から混とんと
した社会へ、その後、変化が大きい社会に移行する
「すでに起こってしまった未来を探す」こと時代でもあります。
その動乱の社会とも言える時代に一筋の光を見つける、それこそが
これからの時代に最も重要なことになります。
過去のリーマンショックがどのようなものだったか、私たちは
あらゆる未来を想定し、その中で光を探す時代に来ています。