Happy sprout / 幸福の芽 蓮みろく3

心の時代へのパラダイムシフト、ひふみ神示(日月)や古史古伝と共にみろくの世に向かって

聖書による「原罪」について

2024-01-27 14:43:00 | 日月神示

聖書について終了すると書きましたがあと2つ記事を書いて

終了したいと思います。

 

時は旧約聖書にある創世記です。天地創造が行われました。

「水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。

主なる神は土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その

鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。

主なる神は東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人を

そこに置かれた。(略)

主なる神は言われた。

「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」

(略)

主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、

あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。

そして人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。」

主なる神はアダムに命じます。

「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の

木からは決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」

賢い蛇は女に言った。

「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」

「決して死ぬことはない、それを食べると目が開け、神のように

善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」

女は食べてしまい、一緒にいた男にも渡したので彼も食べてしまい

ます。それにより人は善悪を知り、人は労働して生活を営むように

なり、地に生を受けてやがて土に還ることになります。

神はアダムをエデンから追放しました。

 

アダムとエヴァは蛇にそそのかされて神が食べてはいけないと

言われた木の実を食べてしまい、エデンを追放された、この時の

ことを「原罪」と言います。エデンから追放された人は食べ物を

得るために働き、女は産みの苦しみがあります。

 

人は罪を犯すことがある、全く無いという人はいません。生きて

いる限りなんらかの罪を犯します。アダムとエヴァはあらゆる人の

原型です。

蛇はエデンで女をそそのかし、人は神が禁じた木の実を食べました。

そそのかした蛇は神に言います。自分を罰するなら神が造った人も

罰せられるべきだ。

その後蛇はどうしたでしょう。

人に「おまえたちが苦しいのは罪を犯したからだ。」「アダムと

エヴァのせいで人は苦しむのだ。アダムとエヴァを憎み、

エデンから追い出した神を憎め。」とそそのかし続けます。

神は何も人が知恵を身につけることを拒んでいた訳ではありません。

全ては成長の渦の中にあります。

神は言われました。

「人は我々の一人のように善悪を知る者となった。今は手を

伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となる

おそれがある。」

このように人がやがて神のように永遠に生きる者となる恐れが

あると言われています。この時の人はどのような人でしょうか。

神が命じた食べてはいけない木の実を食べてしまった人です。

神の命を聞けない人が生き続けて神のようになるとどうなるで

しょうか。善悪の悪が神となってしまい、世界が逆転します。

それは善や愛、調和と反対の世界、制圧、粛清の世界です。

 

メシア、イエスキリストは罪(悪いカルマ)を作らず磔刑され

ました。イエスキリストはそれまでの人の罪を自分のものと

して、自らが磔になることで「原罪」から人を開放したのです。

 

その後、キリスト教徒は旧約聖書が説かれた時から認識された

創世記から人が犯してきた罪から解放されます。蛇が

そそのかした悪い因縁から解放されたのです。

しかし契約により新たに生じたものがあります。また人生は

自分で判断し選択した自己責任としてはっきりと認識できる

ようになりました。

しかし、ユダヤ教の民は旧約聖書の原罪を背負い、トーラーに

よる神との契約によった人生を歩くことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 


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