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ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

中央線に沿って(その7) 2km

(写真は高円寺の純情商店街)

仕事帰りに、中央線に沿って続き歩きます。

中野→高円寺

JR中野駅前は大都会です!

北口から中野サンモールの大アーケード
商店街が続きます。
週末のせいもあってか、すごい人出です!
買い物客だけではなく、サラリーマンの
通り道としても利用されている気がします。

そして、その人混みは、中野ブロードウェイ
へと続きます。
ブロードウェイの由来は分かりませんが、
何となく歩いているのが、気恥ずかしくなる
様な名前です・・・

サンモール、ブロードウェイと並行して走る
狭い道の飲食店街も、ちょっとお洒落な
感じの店が多く楽しそうです。

中野から、線路の横の小さな道路を
真っ直ぐに歩きます。
その線路は、途中から徐々に高架になり、
その高架沿いの道を高円寺まで歩きます。

高円寺と言えば、やはり、高円寺駅北口の
「純情商店街」が気になります。
という訳で今回は、ねじめ正一の直木賞受賞
「高円寺純情商店街」(新潮文庫 400円)
を読んでから歩きました。

この本の後書きによると、この小説が
多くの人に愛され評判になったので、
北口商店街が、純情商店街と呼び名を
変えたそうです。
そりゃそうですよね!
日本の昔からの商店街で”純情”なんて
ありませんものね。

多分、作者の自叙伝的な小説で、昭和30年代の
商店街の風景が、ほのぼのと非常にうまく
描かれています。
(直木賞だから上手く描かれているのは
 当たり前か…)
作者は乾物屋の息子の設定なので、読んでいる
うちに、鰹節(かつおぶし)の製造や販売に
ついて、すごく詳しくなりました。
小説に出てくる”ハエ取り紙”など、
すっかり忘れていた光景を思い出したりして、
懐かしさが込み上げてきました。

でもね・・・
小説を読んでから歩いたら、少しは見方が
変わるかなと思ったのですが、やはり、
何の変哲もない商店街で・・・
むしろ、並行して走る庚申通り商店街の方が
雰囲気も活気もあって楽しいです。


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コメント一覧

更家
行かない方が・・・
「高円寺純情商店街」は、お薦めの1冊で、
ほのぼのとした青春小説で楽しいですよ。

でも、本のイメージを期待して行くと、
ガッカリするので、行かない方が良いカモ…

仰る通り、作者は、厳密に言えば、鰹節屋?
かも知れません。
亀の子タワシ
まだ読んでいないが・・・
「高円寺純情商店街」は、私も一度読んでみたいと思っていた本です。
作者は鰹節屋さんではなかったですか?
(うろ覚え!)
本を読んで、この商店街に足を運んだ人も沢山いるのでしょうね。
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