(写真は、柳川の川下り)
先週の13日(木)に、実家の熊本から帰京する
際に、航空便の都合で、熊本から福岡空港へ
向かいました。
JR熊本駅から鹿児島本線に乗り、大牟田で西鉄に
乗り換え、柳川で途中下車して、柳川の川下り
をして来ました。
川下りは、個人観光客用の70分コースと、バス
旅行の団体客用の30分コースとあるみたいです。
川下りの観光会社は数社あり、船乗り場もいくつかあります。
私は、柳川駅から徒歩5分の最も近い観光会社の
船乗り場から乗り込み、スタートです。
風が冷たく寒い日でしたが、”コタツ舟”だった
ので、足元は暖かいです。
ありがたい!
船は、掘割り沿いの柳や桃の木々に囲まれて、
4.5キロのコースを進みます。
最初に、城の防衛と灌漑を目的として造られた
という非常に狭い「城堀水門」をくぐります。
更に進むと、白黒ツートンの綺麗な「なまこ壁」
が多く見られます。
水路沿いのほとんどの家には、川辺に下りられる
階段があり、昔はここで洗濯をしていたそうです。
柳川は、柳川出身の詩人・北原白秋ゆかりの地
なので、川沿いのあちこちに白秋の詞が彫られた
石碑が見られます。
上の写真は、北原白秋の歌にちなんだ「まち
ぼうけの碑」で、船頭さんが歌ってくれます。
(河童の像)
掘割り沿いに、2軒の「水上売店」があり、
飲み物やお菓子を売っています。
あまりに寒いので、私は、ホットコーヒー
(300円)を買いました。
(松岡修造のテニスコートと柳川高校テニス部
寮ビル)
ルートの中で一番狭い橋「弥兵衛門橋」を船頭
さんの見事な竿さばきで、ギリギリの幅を通過します。
水深が浅いと、舟が川底につかえてしまうし、
逆に、水深が深いと水面が上昇して、橋の下を
くぐる際に頭を打ちそうで、どちらにしても大変です。
舟は、のんびりと掘割を進んでゆき、気持ちが
いいです。
(川魚を獲るための網)
この辺りは、柳川城のお堀なので、掘割の幅が
広いです。
船頭さんの説明で、のんびりとゆったりとした
時間を過ごせ、川下りの風情を満喫できて、
1,500円の船賃は安いです。
柳川の川下りは、私は2度目なのですが、四季
折々、川沿いの木々の表情も変わり、何回
行っても楽しいと思います。
ゴールの船着き場は、柳川藩主の別邸の庭です。
明治時代の伯爵邸「西洋館」、別館「御花(お
はな)」、庭園「松濤園」が当時のまま残って
います。(入館料:500円)
(豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に立花家が使用した金箔の兜)
この柳川藩主の立花家の別邸の居間「御花(お
はな)」で、松濤園のお庭を眺めながらお昼を
食べます。
ご飯と一緒にセイロで蒸した柳川名物「鰻の
せいろ」です。(2,800円)
金糸卵が上にのった熱々のご飯に、タレが染み
込んでいて美味しい~!
食後に、柳川城跡に寄ってから、西鉄柳川駅へ
向かいます。
お城跡は学校になっており、説明板意外は何も
残っていませんでした。
西鉄の柳川から、終点の福岡天神まで50分、福岡
天神から福岡空港まで地下鉄で11分です。
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