(写真は、「続膝栗毛(中山道)」)
連休明けに、中山道・一人歩きを再開したいと
思い、案内書などの準備を始めています。
これまでは、島崎藤村の「夜明け前」と、浅田
次郎の「一路」を読みながら中山道を歩きました。
次は、十返舎一九の「続膝栗毛(中山道)」を
読みながら歩きたいと思い、アマゾンで冒頭の
写真の「木曽街道①追分~大湫」を何とか手に
入れました。
「東海道中膝栗毛」は、色々な出版社から出て
いて直ぐに手に入るのですが、何故か「続膝栗毛
(中山道)」はほとんどが絶版となっています・・・
「続膝栗毛(中山道)」の「追分~大湫」編の前後
の本も読みたいな~!
という訳で、都心に出かけたついでに、「続
膝栗毛」を読むために、久し振りに「国会図書館」へ行って来ました。
有楽町線・永田町駅から徒歩5分の「国会図書館」
は、蔵書38,000,000点を有する日本一の図書館です。
国内で刊行された本、新聞、雑誌などの全て
出版物は、法律により、出版元は「国会図書館」
に提供する義務があり、これに対して5割の対価
と送料が支払われます。
この制度により、国会図書館には、膨大な本や
雑誌が収集保管されています。
国会図書館に入館するためには、受付で、身分
証明書を提出して、写真の「登録利用者カード」
を作成する必要があります。
このカードを使用して、入館、端末での検索、
閲覧申込、印刷注文、返却などを行います。
館内は撮影禁止なので、パンフレットの
説明図を使って、閲覧の手順を説明します。
先ず、館内の端末で、借りたい本を検索して
注文し、窓口で職員から受け取り、近くの
閲覧室で読みます。館外への持ち出し
は出来ませんが、端末から注文して、有料で
コピーすることは出来ます。
(入口の自動改札機)
(検索・注文)
(受け取り)
蔵書の大部分は、立ち入り禁止の書庫に収め
られています。
但し、科学技術や経済情報関係などの本について
は、開架式の書棚にあるので、自由に手に取って
読めます。
私は昔、業務に関する本を筆耕してダイヤモンド
社から出版したときに、下調べのために経済
情報室に足繁く通ったので、凄く懐かしいです!
また、あらゆる漫画や雑誌も創刊号から最新号
まで保管されているので、例えば、「少年
マガジン」の創刊号を端末で注文して、手に
取って読むことも出来ます。
また、新聞閲覧室では、8,900種類もの新聞
(地方紙、スポーツ紙、政党紙などを含む)
がマイクロフィルム等で保管されているので、
端末で検索しながら読む事が出来ます。
また、古地図や古典資料室などもあり、他の
図書館には無い古書も多いので、歴史ファン
や考古ファンには外せない場所ですよ。
また、館内には、食堂や喫茶もあります。
「続膝栗毛(中山道)」を読み終えて、国会図書館を出ます。
最近は運動不足なので、国会図書館の隣の国会
議事堂の「国会前庭」をウォーキングします。
「国会前庭」は、洋式庭園と和式庭園に分かれて
います。
洋式庭園には、三権分立を象徴した高さ32
メートルの下の写真の「尾崎記念時計塔
(三面塔)」があります。
また、日本全国の標高を決定するための基準
となる「水準原点標」を格納してある下の写真の
「日本水準原点標庫」もあります。
和式庭園は、写真の様に素敵なお庭ですが、平日
ということもあり人影がありません・・・
勿体ない・・・
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