ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

甲州街道を歩く( 38-2:上諏訪宿から下諏訪宿へ①)(長野県諏訪市) 2021.11.20

(高島藩主も、わざわざここまで出向いて鯉料理を賞味した

 という「茶屋 橋本屋」)

 

上諏訪宿を抜けて、甲州街道のゴールの下諏訪宿を目指し

ます。

旧甲州街道を進むと、左手に、「下桑原の一里塚跡」があり

ます。

西の塚の塚木は榎でしたが、東の塚には塚木がなかった

そうです。

 

これからは、”赤丸印が付された写真”が、度々、出て来ます

が、この赤丸印は、全て「自宅用の温泉のタンク」です。

 

(自宅用温泉タンクの説明は、

「甲州街道を歩く・金沢宿から上諏訪宿へ」を見てね。)

更に進んで行くと、左手に、上の写真の指月庵(しげつあん)

の駐車場があります。

高島藩の藩主が、菩提寺である温泉寺に墓参りに行く際に、

ここ指月庵を休憩所としたそうです。

指月庵の駐車場の前がY字路になっていますが、旧甲州街道は

左折します。

 

右折すると、高島藩の菩提寺である温泉寺への上り坂の参道

です。

 

 

 

旧甲州街道を進んで行くと、右手の奥に、上の写真の

日本三霊山の一つの白山の「白山神社」があります。

 

   

 

 

 

更に進むと、右手に、写真の「先宮(さきのみや)神社」が

あります。

 

拝殿の横の大ケヤキは、樹齢690年の古木です。

 

この神社の参道口の用水には、橋が架かっていません?

 

説明版によると、諏訪大社の神が、この地に鎮座した際に、

この神社の神様が抵抗しました。

 

このため、この神社の神様は、この境内から出ることを永久に

禁じられました。

 

そのために、今でも、神社の前の用水には、橋が架けられて

いない、とあります。

 

 

境内には、1628年建立の男女双体道祖神が祀られて

います。

   

先宮神社を出て少し歩くと、空洞になった「大ケヤキ」が

ありました。

大ケヤキの近くに写真の「男女双体道祖神と津島牛頭天王」が

ありました。

 

 

 

 

 

 

この辺りは、蔵のある家が多いです。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に旧甲州街道を進んで行くと、「諏訪湖」が棚田の上に

全景を現わしました!

 

 

 

 

 

 

甲州街道のゴールの「下諏訪宿」まであと徒歩20分です!

 

 

長かった5街道踏破の瞬間が近づいてきます!

 

 

 

 

 

 

街道の左手に、写真の「茶屋 橋本屋」跡があります。

 

   

 

橋本屋の桁には、写真の赤丸印の様に、鯉の彫刻が

施されています。

 

 

諏訪湖で獲れた鯉の料理が橋本屋の名物で、高島藩主も、

わざわざここまで出向いて賞味したそうです。 

 

 

建物の左手の門は、高島城の三の丸の門を移築したものです。

 

 

橋本屋の向いの「元気もりぞう」は、郵便ポストを木で覆って

いました。


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コメント一覧

mrsaraie
matumotomutukuさんへ

コメントありがとうございます。
諏訪御柱、お役に立ててよかったです。
matumotomutuku
良いね
諏訪御柱も 観たかった
ありがとうございました
ウォーク更家
クボニワタダオさんへ
そう、いよいよゴールの下諏訪です。

ええ、個人宅に温泉を配れるということは、日本有数の豊富な湯量だと思います。

高島城を見学したんですか、羨ましい!
私も、下諏訪宿にゴールしたら、下諏訪の旅館に1泊して、翌日、高島城見学に行くつもりでした。

しかし、当時、山梨県は県内版トラベルキャンペーンをやっていて、全ての宿が満室だったので、ゴールしてから日帰りで泣く泣く帰宅しました。

そうですね、確かに、中山道を歩いたときに、佐久の名物の鯉料理をやっていました。
クボニワタダオ
個人宅用温泉タンク
https://blog.goo.ne.jp/s1504/e/97b626ae5fe20ccaaaf09f0af5d548c2
いよいよ下諏訪ですね。
個人宅に温泉を配れるほど、豊富な湯量だったんですね。
高島城は見学したことがあります。
こじんまりした綺麗なお城でした。
鯉料理は佐久の辺りでも有名ですが、江戸の商人や旅人にとってもご馳走だったんでしょうね。
ウォーク更家
もののはじめのiinaさんへ
ええ、諏訪宿には、諏訪湖の両端に上と下の宿場町がありました。
江戸からの諏訪湖への入口と、京都からの入口ということだったのでしょうかね。

そして、いよいよ甲州街道のゴールで中山道に合流します。

この界隈は、豊富な温泉が湧いいて、しかも、各家庭に温泉を引いているので毎日入れるというのは、温泉好きの私には羨ましい限りです!

そうですね、昔は、海から遠い地方は、どこも鯉が貴重なタンパク源だったみたいです。
鯉の洗い、いいですねえ。
もののはじめのiina
諏訪宿 
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/c59c3ac0b82fcca418200372d8cf2d76
諏訪宿には、上下の宿場町があったのですね。
                いよいよ甲州街道のゴールなのでしたか。
しかも、この界隈に温泉が湧くとはありがたいです。

海から遠い諏訪には、鯉が貴重ですね。殿様が鯉がお好きなのも頷けます。鯉の洗いを食べたくなりました。

道中の写真群に、ブログを始めた頃を想い出します。写真録り混み容量に不安で、小さい画像のみしてました。
いまコロナ禍下のネタ不足ですから、往時の写真を掘り起こして大き目の写真をし直しています。

前は、こんなブログでした。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/ff1880ddd4f0a7ff700289c305347da5

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