オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
コメント歓迎。

KORG M1の音を復旧する

2024-05-06 17:29:54 | 最近思うこと
昨日、35年以上前のシンセサイザーの音が消えてしまったという話を書きました。

復旧に必要な、工場出荷時データをKORGのUSのサイトからダウンロードしました。
そして、パソコンと楽器をつなぐためにMIDIインタフェースを買わないとね。。。
とか、思っていたら、既に持って居ました。

KORG iM1 - MOBILE MUSIC WORKSTATION | KORG (Japan)

KORG iM1 - MOBILE MUSIC WORKSTATION | KORG (Japan)

時代を切り拓いた伝説の名機「M1」を完全再現。iPad/iPhone用モバイル・デジタル・シンセサイザー、KORG iM1 for iPad。

KORG Global

 


何年か前にiPad用のM1アプリを購入したのですが、これを鍵盤で鳴らすために、
カシオトーンと、iPadを接続するMIDIインタフェースを購入していました。
USBをわざわざライトニング変換して使っていたので、ライトニング変換部分を外せば、パソコンのUSB端子に接続可能です。
ソフトウェアはMIDI-OXというのがKORGの推奨だったので、入れてみましたが、こいつを使ってSysEXデータをM1に送信すると、メモリ不足のエラーになるのですよ。
でも、最近ではCopilotに相談すると世界中の投稿から役立ちそうな情報を探してくれて、日本語に翻訳までしてくれるので、本当に、便利になりました。
どうも、InとOutが同じシングルデバイスだと発生するんだとか・・・
仮想MIDIのドライバーを入れて、In側は仮想MIDIを、Out側はリアルMIDIを指定して実行し、何とか、
M1に工場出荷時データを送信できました。

久々に、M1のデモンストレーションの演奏を聴き懐かしんだのですが、
やはり、内臓電池が切れているので、電源を切るとセーブできず、音が消える。

近所のまいばずけっとに、豆腐を買いに行くついでに、CR-2032を購入。

YouTubeの動画を参考にしながら、M1の裏蓋を開けて、電池交換しました。
中は、思いの外キレイで、ホコリもなくて、びっくりです。


基盤のねじを外して、少し持ち上げてから、ボタン電池を外して、入れ替えます。
電池を落とさないように、配線を抜かないように、最新の注意が必要です。

電池交換後に、工場出荷時データをリロードして、完了。

あとは、液晶と、反応が悪くなっているファンクションボタンの交換かぁ・・・
道のりは遠い。

いったん、音が出るようになったので、しばらく、これで良しとしますか。

それにしても、最近は、あらゆることが動画で手に入るので、本当に便利です。
自分の学生の頃は、それ系の雑誌を漁って情報収集するしかなかったから、
大変でした。
私が、「自分でやる」という選択肢を検討する癖がついたのは、大学時代だと思います。
大学時代を過ごした高崎は、流行のファッションは入手困難でしたが、ホームセンターは巨大でした。
大学1年の終わりから、3年の始めまで、いっしょにバンド活動をしていた、ギターの人は、
ギターを分解している姿ばかりが記憶に残っています。
バイト先のレンタルビデオ・レコード店にたむろっていたのは高専の卒業生で、TVの「青」が出なくなったというと、半田ごて持って遊びに来てくれました。

就職してから、パソコンにメモリ増設したり、ネットワークボード挿すくらいじゃなくて、
CPUを交換したりも抵抗なくできたのも、すべて大学時代の周りの人たちのおかげだと思っています。






35年以上前のシンセサイザー

2024-05-05 17:59:12 | 欲しいなあと思っているもの
G.Wで息子1号が家でぶらぶらしているので、
実家から重くて運べなかった
KORG M1 ハードケース入り
を、運んでもらった。

大学3年の頃に買った、当時、最も売れていたシンセサイザーです。

鍵盤キレイです。
背面のゴムが少し溶けかけて、べたべたしますが、演奏には支障なし。
すべての鍵盤が動きます。

が、
液晶パネルが判別できない状態。
そして、たぶん、内臓電池(CR2032)が切れている(寿命10年とか)せいで、
音色がずいぶん消えている。
そして、テンキーは接触不良なボタンがある模様。

ヘッドフォン端子とか、ボリュームつまみでの「がり」は、許容範囲。

液晶パネルが判別不能だと、操作が不便。
MIDIコントローラとしても利用するのが難しいですね。

電池交換は背面のパネル外して、基盤外せば出来そうだけど、
液晶パネルの交換は難易度高そう。

KORG M1の電池交換とFactory Preload復旧まで

KORG M1 シンセサイザー(1988年5月発売)を買ったのは1990年ごろだと思います。NHKで「ピアノでポップスを」を見て教本を買って挑戦してみようとしたのだ。独学ではなかな...

 


☆★☆ZONE☆★☆ ☆★☆KORG M1☆★☆

電池を抜くと、内容データがすべて消えてしまうので、MIDI経由でデータをインポートする必要があります。
KORGで工場出荷時のデータが入手できそうです。
KORG サポートダウンロード

ついでに、当時使っていたMIDIデータファイラもあり、そちらにバックアップデータがありそうですが、何しろ、媒体がQuickDiskで、35年以上経っているから、データが残っているのか怪しいです。

まずは、Winodws11でMIDIデータの転送可能なソフトと、MIDI-USBケーブルを入手することから始める必要がありそうで、道のりは遠い。

ケースとセットで、修理ができそうな、中古の楽器屋に売却して、
自分用には、新しい楽器を買ったほうが良いのか・・・
Time Is Money だが、修理は来年、定年退職後の道楽として取っておくのが良いか・・・・