しん健堂

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自律神経と免疫力

2023-09-21 21:52:00 | 症例
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《ウイルスに対抗するためにはリラックス!》



自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があります。その交感神経と副交感神経は免疫細胞の働きにも大きな影響を及ぼします。免疫の主役は白血球です。白血球は様々な免疫細胞で構成されていますが、内訳は顆粒球、リンパ球、マクロファージに分かれます。

敵が侵入してくると、貪食細胞と言われるマクロファージが食べ始めます。その時に、敵の存在を顆粒球やリンパ球に知らせます。細菌などの比較的大きな相手は顆粒球が包み込んで自爆して殺します。この顆粒球の死骸が黄緑色の鼻水や膿と呼ばれるものです。

細菌などの比較的大きな相手には顆粒球が対処するのですが、ウイルスなどの小さな相手には対応出来ないのでリンパ球で対処します。リンパ球は種類もたくさんあって仕組みが複雑なので、ここでは深入りはしません。

自律神経と免疫細胞の関係ですが、交感神経が優位だと顆粒球が増えて、副交感神経が優位だとリンパ球が増えるという仕組みになっています。

風邪やコロナやインフルエンザはウイルスによるものです。それらに対処するのはリンパ球です。リンパ球は副交感神経が優位の時にしっかり働きます。副交感神経はリラックスモードの時に優位になります。鍵はリラックスモードにあります。

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