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何でんかんでん

消化器① 食道のしくみ

はじめに

私は人をやっている。肉体を毎日使って 関わっているのに 肉体のことを知らない。人間をやるならば、人とはどうゆうものなのか プロフェッショナルでなければいけないはずだが 不思議なことに何も知らない。


消化器―①食道のしくみ

口と胃を結ぶパイプラインである。蠕動運動によって食物を胃へと送り込む役割を果たしている

 

【位置】

口腔から胃の入り口(噴門)の間にある。

 

【構造】

食道は、口と胃を結ぶ管で、約25㎝の細長い臓器である。食道の断面は左右が約2㎝で前後が約1㎝の楕円形をしている。普段、食道は閉じていて、口から食物が送り込まれると大きく広がる。食道は同じ太さの管ではなく3か所がくびれて狭くなっている。

 

【機能】

食道は、口で飲み込んだ食物を、胃に送り込む役割を果たしている。食物は、引力によって食道を落下し胃に入るわけではない。食道の蠕動運動によって胃へと送りこまれる。体を横にしていても食物が胃に送り込むことができるのは、食道が蠕動運動をしているためである。

また、食道の内壁の粘膜からは粘液が分泌されていて、食物が食道を通過しやすくなっている。水などの液体が通過する時間は0.5秒~1.5秒、固形物は6~7秒くらいである。

胃の入り口には、下部食道括約筋がある。食物が食道の蠕動運動によって下方へと運ばれ、食道の下端に達すると、その反射によって下部食道括約筋が弛緩し開き、食物を胃へと送り込む。下部食道括約筋は、普段は閉じていて、胃の中の食物や胃液が食道に逆流しないようになっている。


【なぜ、胸やけが起きるか?

胸やけの原因は、胃に送り込まれた食物や、食物を消化、殺菌するために分泌された胃液などが、食道に逆流して粘膜が炎症を起こすためである。胃の入り口にある噴門括約筋は、食物が通過するとき以外は閉じている。ところが暴飲暴食したり、甘いものや脂っこいものを食べ過ぎると、括約筋の開閉がうまくいかなくなる。そのために、いったん胃に入った食物や胃液が逆流して、不快な症状やげっぷをしたときに酸っぱい息が出てくる。また、加齢によって括約筋が緩んでしまうことも、胸やけの原因になる。


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自分のからだを知り尽くす!/監修 東京女子医科大学 名誉教授 梶原哲郎氏の書籍から引用しています。

以上

義務教育から学びが必要?

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